【ヴィーガン2.0】ヴィーガンを宗教にするな!って話
要約:ヴィーガンの本来の意味合いで言えば動物愛護の精神が強いのは理解出来るが、例えば畑だって農薬で害虫や森から降りてきた動物を射殺していたりもする。
なので、健康でも環境でも動物でも何でもいいから、それぞれのしたいようにヴィーガンを始めれば良いと思う
そうじゃないと動物愛護の宗教になってしまうだけだ。
ライフスタイルとしてヴィーガンを楽しもうよ!!!!
本日は私も実践しているヴィーガンのお話です。
ただ、ヴィーガンって何?みたいな話を今更するつもりもありませんので基礎的な概要を知りたい方はググって調べて下さい!そしてまた見に来て頂けると幸いです。
私が思うにヴィーガンを宗教にしてはいけないと思い、今回私なりのヴィーガン2.0をお話していきます。
ヴィーガンの方もそうでない方もお読み下さいませ!!
【ヴィーガン2.0】動物愛護の側面が強すぎる件…
ヴィーガンには3つの要素があります。
- 動物愛護の要素
- 環境保護の要素
- 健康維持の要素
これらがヴィーガンを構成する要素です。
しかし、どうしてもヴィーガンは『1の動物愛護』の方々が色々な食肉に関わる人たちとぶつかっています。
私が思うに、もちろん畜肉動物の生涯は酷い環境で倫理に反する面もあるとは思いますが、正直な話として『需要があったから供給していた』のだと思っております。
やっと現代社会になって『野菜が安定的に育てられるようになり』それに加えて『べジミートやサプリメント』が充実してきたから実現可能になってきただけですね。
なのでこれまでの『食肉関係者』を叩くのは違っていて、彼らは『ただ需要があったから供給した』のです。
もちろんこれからは『動物の命』をもっと意識しての『食肉を辞める』ながれは間違いなく加速するはず!!
でも、それも『0か100か』ではなくて、段々と数年という時間をかけながら『グラデーション』で移り変わっていくものだと私は考えておりますし、少なくとも経営というのは、組織立って動いているので時間を要する。
そのことを『動物愛護の過激な発言をされている方々』へと私は言いたいですし私の意見も参考にすべきです。
【ヴィーガン2.0】環境保護はシナジーを意識して
続いては2つ目の要素の『環境保護』のお話です。
私がヴィーガンをしていて1番大切にしているのが、この『環境保護』の側面だと考えて過ごしてとりますね。
これは結構『意識高い部分』なので、わりとヴィーガンの人たちでも要素としての好みが別れる要素だと思う。
けど、少なくともこれ以上『海や川や山や林や土や空気など』環境を汚し続けても何も良いことはありません。
この地球という惑星は『環境と動物と人間』によって機能していますから、環境を蔑ろにすると『住めなくなる』し、動物を蔑ろにすると『やっぱり生態系が壊れる』そうなっては人類は地球に住めなくなりますよね。
なので、最近は『Sustainable』が取り組ませている。
これは未来の『孫世代』に安心して安全に過ごせる地球を託すために必要不可欠だと思いますので取り組もう!
そう考えると『食肉』は『倫理的』な考え方をのぞいても、血や糞尿で海や川は汚すは、骨や使えない臓器は大量の汚染に繋がるは、エサは森林伐採に繋がるは、施設の土地の確保も森林伐採に繋がりますし最悪ですね。
また、肉料理を作ったことのある人ならわかると思いますが、肉は油と相性が良いので、油は必然的に水を汚す事にも繋がりますし、肉料理後の食器は『ギトギト』なので『強い洗剤』で汚れを洗い落とす必要もあります。
そういった意味でも『人体』にも悪影響ですし、殆どの飲食店はそれらを平気で『下水道に流している』わけですから、どんどん水質汚染が深刻化してしまいます。
また、それらを『綺麗にするために大量の労力』を要するので『下水道の整備』『土地の確保』『お金と時間』などを無駄に掛けていたりもしますから最悪ですね…
また同時に『森林伐採』をして『ダムを生み出し』たりもしますので、人類はどんどん環境破壊を繰り返す!!
これが野菜であれば、捨てる部分が殆どありませんし、剥いた皮や種などは土に肥料として再利用出来ます。
何らなら細かくミキサーで粉砕すれば『食事』や『スムージー』に入れて食したりすることも出来ます!!!!
なので色々なことを考えれば考えるほど、ヴィーガンになって肉食を絶つことが地球環境保全に繋がります。
細かいことを言えば『農薬』などの汚染もあったりするのですが、それは食肉よりは『マシ』だと思いますね。
【ヴィーガン2.0】健康的なのかは実験中ですね…
それでは最後の要素の『健康維持』のお話です。
WHOの資料→https://www.iarc.fr/wp-content/uploads/2018/07/pr240_E.pdfこちらの内容は英語ですが、べつに加工肉を食したらガンになるという訳では無いのですが、体には間違いなく良くはないのです。
ただ、豚肉牛肉鶏肉やお魚で得られている栄養素を取れなくなるのは間違いありませんから私も実験中です。
私が感じているデメリットとしては、『乾燥肌になる』『そこそこ痩せる』『最初のうちは結構しんどい…』
くらいで、メリットとしては『わかりやすく体が軽くなる』『わかりやすく快便になる』『野菜の本来の甘みや旨味を感じられる舌へと成長する』を感じています。
ただ以下の栄養素が取れなかったり、取りにくかったりするのは今後の人体実験を通して知ることになります。
こういった栄養学的弱点があるのは事実です。
なので、いきなり知識もない状態で『ノリでヴィーガン』はまったくオススメしませんし、なるなら半年とか期間をかけて少しづつライフシフトしていくべきです。
また、これらの要素が不足しがちなので、それらを取れる食べ物を探したり、プロテインやサプリメントで補うのですが、それらの補助食品が人体に悪影響を起こす?
そんな可能性もゼロではないですし、お肉を愛している人にとっては、食肉が出来ないことでストレス過多になるリスクもありますので、程々にスべきだと思います。
なので、一概に健康維持に繋がるかと言いますと断定は出来ませんし、そこまで科学的根拠やデータがないですので、これからの研究に期待したいと思っています。
また、べジミート(大豆のお肉)も体に悪いというデータや意見なども少なくともあったりもするので、安易にそういった加工野菜?を食するのも要検討すべきですね。
ここは、まだ日本でヴィーガンが人口に対して5%にも満たないので仕方がないことですが今後に期待ですね。
【ヴィーガン2.0】グラデーションヴィーガンを!
それでは最後にヴィーガン2.0の話を少しします。
ここまで話した内容を踏まえて話しますが、べつに一つだけの要素で始めても良いですし、100%菜食主義にならなかても良いと私は考えていたりもするわけです。
限定的な感じでするのもアリだと思いますし『ヴィーガンパーティ』としてヴィーガン料理に単発で触れて、体験会を催したりするのもぜんぜん良いと思っています。
また、実際には『食肉生活』をするけれども、その『思想』には共感して、それらの『産業に関わる』だけでも、少なくとも人類は一歩前進することに繋がるはず。
ホリ⚫モンだったりメンタリストDa⚫Goだったり過激にヴィーガンを攻撃するのも『不毛』だと思います。
逆に海月⚫ンテやゲイリー・ユー⚫フスキーみたいに攻撃する人たちと争い合うのも『不毛』だと思います。
他にも『動物愛護の過激派』も『不毛』ですよね…
そうではなくて、前から言っておりますが、グラデーションを意識してゆっくりと時間をかけて取り組もうよ。
今のままだと『キリスト信者』『踏み絵』みたいになっていますし、そんなことはしても『戦争』になるだけ。
世界の歴史を振り返ってみても『宗教戦争』は山のように起こってきておりますが、ヴィーガンもそれと同じ感じを私はムーブメントの流れを見ていて思いますね。
何が言いたいかというと『押し付け』は辞めよう!!!
片側の側面の意見だけをぶつけても意味はありませんし、『賛否両論マーケティング』をしたいならして貰ったらいいと思いますが、巻き込まないで欲しいです。
戦争だって、国家間の揉め事に『国民』は巻き込まれて、戦争に駆り出されて『戦死』を向かえますよね?
我々は『動物に優しく』『環境に優しく』『健康で長生き』を目指しているのですから、『肉を食う派』と『肉を食わない派』の争いをしたい訳では無いと思います。
私は散々話しておりますが、誰しも『確証バイアス』や『ポジショントーク』をする『トンネリング』する生き物なので、それを理解して意見交換をすべきです!!!
そうしないと『ヴィーガン』VS『反ヴィーガン』という構造による争いはSNSでシナジーを広げて、気付いた頃には『暴動』や『デモ』や『紛争』へと繋がります。
そうなっては『人類にとって不利益』しか残らない。
ぜひ今一度しっかりと考えて見てはどうでしょうか。
ではまた…