【確証バイアス】日常生活を蝕む悪魔について話してみた!!
確証バイアス - Wikipediaより引用しました。
皆様の日常生活には悪魔が潜んでいます!!
それは
”確証バイアス”
という心理に潜む悪魔です。
今回はそんな悪魔である”確証バイアス”について
学校会社家庭などの例を元に話していきますので確証バイアスを理解して日常生活に潜む悪魔と戦いましょう!
それでは引き続き本編をお楽しみ下さい。
【悪魔】確証バイアスとは何なのか???
確証バイアスとは聞き慣れない人が大半だと思います。
確証バイアスは、認知心理学や社会心理学の学問で使われている用語で仮説や信念や考え方などで何かを検証や考えていくにあたってそれの検証や考えを支持する情報ばかりを集めて反証(異論を唱える説)を無視し集めない様にする傾向が人間にはあるという意味の用語です!
まあかんたんにいうと
自分や自分たちの検証や考え方を都合の良い情報だけで塗り固めて、絶対的と思い込んでしまうことですね!!
例えば:10周年記念セールで売り上げが立つはずだ!!
みたいな具合に10周年自体にもセール自体にも価値はないはずなのに何の企業努力もせずに10周年だから売れるはず、記念だから人が増えるはず、セールだから回転率が上がるはずと過信してしまったりするのです。
今回はそんな確証バイアスのケーススタディをお伝えしていきますので何卒よろしくお願いいたします!!
【体験談】過去に本当におきた確証バイアス!
これは私が体験した今もなお起こっている確証バイアスの体験談をまずは手始めにお伝えしていきたいと思う。
携帯業界は「キャッシュバックか端末値引き売り」というiPhone3GSから続く確証バイアスに囚われてます。
総務省に指摘されても今回のiPhone11に関しても半額サポートプラスにおいても同様に端末値引きを半ば強引に行なっていましたので確証バイアスの真っ只中です。
もちろん今まではキャッシュバックで差別化を計り、端末値引きをしてスマホを沢山売って来た過去があります
しかし単純にスマホ普及にあたり、それが機能していただに過ぎないので別にキャッシュバックと端末値引きを仮に全く行わなかったとしてもHUAWEIを代表とする格安スマホ誕生により結果売れる(普及)はしたと思います
なのでキャッシュバックと端末値引きはわたしの現場での体感としては「そんなにキャッシュバックと端末値引きしなくてもオレは売れてるけどなー、それより販売員としての販売力を強化した方がいいと思うけどなー」と私は最後まで思っていましたね。
これこそ確証バイアスだと私は思います!!
確かにSoftBankのiPhone3GSから今日まで続いているAppleのiPhoneの売り上げに貢献してきたのにはこれらキャッシュバックや端末値引きは大いに貢献したと思いますし、それはSoftBankを見ればわかる通りその通りなのだと思いますが、それはスマートフォン市場全体がAndroidも含めてのお話ではないと思います!!
ただiPhoneがスティーブ・ジョブズさんと孫正義さんのビジネスモデルが登場iPhoneの付近にマッチした。
それだけのことなのに、それが「スマホ支持はこのやり方が成功のはずだ、これしかないはずだ、これをしなければ代理店は潰れてしまうに違いない、唯一の方法だ」
と確証バイアスの悪魔に捕らえられて衰退してます!!
ただちょうど良いタイミングで5Gが導入されますが、既存の携帯ショップは厳しいかもしれませんよね!!
このあたりは以前5Gの記事をあげらせて頂きましたのでそれらでも詳しく話しているのですが、IoT(モノのインターネット化)やBtoBtoC(通信企業が民間企業に売り、民間企業が消費者にアプローチする)などがメインとおそらくなると思います。
また、スマートグラス(スマホメガネ)などに事業は変化してゆくと思いますので、そうなると携帯業界は余程の対策を既に講じていない限り潰れてしまうか吸収されるでしょうし!既に格安simに食われて潰れまくってます
このように確証バイアスは会社おも潰してしまうのです
【会社編】企業でよくおこる確証バイアスは?
それではさっそくではありますが、それぞれの4つの編跨って確証バイアスの例を幾つか見ていきましょう!!
企業ではよくうえからしたへ、したからうえへの
人間関係による確証バイアスがよく発生します!!
まずは手始めに
うえからしたへの確証バイアスを見ていきましょう!
うえからした、上司から部下に対しての例ですと
その上司の現役時代の経験から仮説が生まれてしまうところにあり、部下の仮説を無視する傾向にある所です。
上「昨年のこの時期は○%なので今年も○%イける」
下「いや、現場ではこうこうこうで○%は難しいかと」
上「文句言うな!私の時代よりマシだからいいだろが」
みたいな自分よりマシ的な謎の確証バイアスにかかって頭でっかちになり確証バイアスに陥りますよねwww
政治家がこうだからこうなる!みたいなのもあくまで政治家の接点のある人を元に作られた仮説になるので、それはあくまで小さな政治家界隈の話を日本だと思ってる
また、少子高齢化なのでどうしても今の日本は高齢者よりの戦略に何でもかんでもよっているので大変ですよね
まさにお年寄りしか世の中にはいないような国政が確証バイアスで少子化(まるでいないのかのように)ですね。
つぎは
したからうえへの確証バイアスを見ていきましょう!
これは部下から上層部に対して起こっているものです。
下「本部がこうこうしてくれないからできないんだ」
下「こうこうこういわれた通りしたからむりなんだ」
上「何で言われた通り出来ない!何してるんだよ!」
みたいな下は上に“すべてを委ねるべきだ“
何せ大企業様の指令は絶対的であり完璧なはずだ!!
とこれも確証バイアスの悪魔が取り付きます!!
例えばSONYは恐らくこれに陥って低迷したはずです!
天下のSONYは今V字回復したとされておりますが、これはかつての家電では未だに劣勢というかお話にならないレベルまで死んでしまいました。
イノベーションがおこり、ps4やソニー損保やCMOSセンサーなどの違うアプローチで、今までの家電とは違う分野で復活しなくてはならない状況です。
きっと家電のSONY、天下のSONYに慢心し確証バイアスに恐らく全盛期に陥ってしまったのでしょうね。
このように確証バイアスはとても怖いものなのです。
【学校編】学業でよくおこる確証バイアスは?
もちろん大人だけではなく、子供にも起こります。
教師は歴代の生徒と比べて仮説を立てます。
ただ子供は違う子供なのに同じ手法を使います。
そのかつての成功体験での確証バイアスに陥ります。
それによってこんな事につながってしまいます!
先生「今年の生徒は出来が悪いな!けしからん!」
生徒「授業つまんな!塾で勉強すればいいからフケよ」
生徒「だよな!今日サボってPUBGで集まろうぜ!!」
生徒「ごめん!オレ塾あるから、そのあとでいいか?」
生徒「OK!じゃボダラン3やってまってるはまたな!」
みたいな学校=つまらないわからないということになる
そのイメージをもった生徒が1人2人3人と増えると集団で今度は「塾がわかりやすいはずだ!学校はわかりにくいものだ!」という確証バイアスに今度は陥ります。
なので、学校にわかりやすい先生が何人かいたとしてもわかりにくいという前提で聞き流すようになり、せっかくの機会を損失してしまうケースや無駄な塾の費用を払って親子共々確証バイアスに苦しみ浪費しますし、そろそろ論自分の子供が覚える意欲があるのか?という本質さえもぼやけるようなヤバイ状態に陥りますよね!!
本当に確証バイアスは怖くて震えてしまいます。
【家庭編】家族でよくおこる確証バイアスは?
学業と付随して家庭家族でも繋がる話ですが起こります
親「何でこんなにいってもわかってくれないのよ!」
子「ババアこそ、何にも知らねー癖に一方的だよ!」
とよく家庭で母親と子供でこの現象が見られますよね!
親の先入観で我が子はこうあるべきと決め続けて、それと違った成長や周りと比べて起動を描いたように強制(教育)したりしてしまったりします。
同様に子供はそんな確証バイアスを押し付ければ、いつの日か“親はどうせ話を聞いてくれないのだ“という確証バイアスが生まれ出して良き理解者になりうるであろう両親と争い続けてしまいます。
また、家庭だけでなく、この年代はこうだ!!
みたいな世代間による固定的な確証バイアスもあり
それが世の中には蔓延っているわけなんですよね…
そういった意味では世界は確証バイアスで一人一人が己で決めた確証バイアス化にある世界で生きているとも言えるのかもしれませんね…
【対策】確証バイアスはどう対処すべきなのか??
それは反証するヒト・モノ・カネに触れてみることです
ヒトモノカネ資源に関してもいつか記事に書きますね!
反証とは、反対の根拠という意味の言葉です。
なので自分とは真逆の相対するヒトと話してみたり。
真逆のモノ、例えば“書籍”“製品”“WEB”に触れたり。
真逆のお金の使い方(浪費家と倹約家)をしてみたりと。
逆の意見や否定的だったヒトやモノやカネを自ら選択してみるととても不快指数高い取り組みではありますが視野が開けて今までの価値観が違うことに気付きがあるかもしれませんし、自分のコンフォートゾーンが広がるかもしれませんね。
コンフォートゾーンとは“快適な範囲”のことです。
私であれば
- 自宅で在宅WEBライターをしている時
- このリグレットブログを執筆している時
- 好きな女の子とニコニコお話ししてる時
- フリーランスや経営者仲間と話してる時
などなど似た環境の人や好きな仕事や好きな分野へのヒトモノカネ資源を投下して過ごすのがコンフォートゾーンですが、
あえて
- たまにクソな派遣会社のブラック派遣を1ヶ月する
- 気の合わない頭の悪いと思う人と半ば強制的に話す
- 苦手な分野を無理矢理挑戦して再認識再学習試みる
- 雇われの労働者やニートなど相反する人とかかわる
など真逆の“不快活動”と私は読んでいるのですが、確かに不快で温厚だと巷で話題にはならないですが、よく温厚だねって言われる私でもプッツンしそうな環境にあえて飛び込んでみると“学び”に溢れていたりします。
これが確証バイアスの対策法であり唯一の救いです!!
- 自分が避難した中にもメリデメが存在しています
- 自分が嫌う人にもかけがえのない生活があります
- 苦手の中に楽しさや新しい発見が転がっています
- ニートにも言い分があり、ブラックも価値がある
このようにプッツンしますが、とても大切だと思います
またこの中に自分の嫌を知った上での理解がありそれらがこの世界に存在しているんだと認めることができます
これが平和には必要なものなんだと私は思います。
人対人、会社対会社、国対国、全て“知る“です!!
この非常識な常識ではしないことが人生を豊かにして、あなたをワンランク上の人間へと成長させるでしょう。
私はビジネスをしている人なのでクレームをとても大切にしています!それはそれだけ自分の欠点を知ること!
そこにつながるからです!!
ではまた…