【最終回:簿記を学ぼう】私と簿記を学びぼうよ!!!
それでは、本日も前回に引き続き簿記のお話しです。
前回の第六回の内容は『勘定記入』のお話を
主に扱った記事の内容となっていました。
今回は続き『減価償却』から話していきます。引き続き簿記に興味や知りたい人はぜひ最後までご覧下さい!!
もちろん導入書籍の1冊程度にしか考えておりませんので、次回も少し踏み込んだ書籍を扱っていく予定です。
【最終回:簿記を学ぼう】減価償却
それでは、まずは減価償却ですが…
こちらは活用しないと『初年』だけマイナスになってしまい、2年目以降が優秀な様に見えてしまったりする。
これは冷静に考えればわかりますが『2年目以降は道具代がタダ』ということになるので当たり前でしょうね。
なので、これだと1年目が業績不振みたいに思われてしまいますので、それを防ぐために『減価償却』がある。
例えば『10年使う』のであれば3円で手に入れたのであれば10で割ってあげると『0.3』という値になります。
これをしてあげれば『1年分の道具代は0.3円』となりますので、初年もそれ以降も平等な様になっていきます。
具体的には『固定資産』としてまずは扱って、それ以降は『減価償却費』として価値を減らしていくことです。
実感のない費用なので不思議かもしれませんが、スマホの本体代金の割賦払い的なイメージに近いかもですね。
あくまで『帳簿上の価値』のお話ということになる!!
計算式としては以下の2つとなっています!
①減価償却額=取得原価÷耐用年数
②減価償却額=取得原価-残存価格÷耐用年数
というふうになっていますので、ぜひ覚えておこう。
では何故『減価償却』をするのかというと、難しいですが固定資産の取得にかかった支出を各年度に費用として均等に割り当てるための手続きというのが回答ですね。
最初のほうにお話した『初年が実績が悪いふうに見える
』のを防止策といった感じで覚えておいても良いかも。
なので、耐用年数が無限大となる…
- 土地
- 電話加入権
- ゴルフ会員権
- 保証金
- 骨董品
などは減価償却にはならないそうです。
【最終回:簿記を学ぼう】財務緒表分析
こちらは『損益計算書』と『貸借対照表』を分析することを指した内容で、まずは『貸借対照表』から扱う!!
で算出できて、これは『返さないお金』の比率です。
で算出し、1年以内に返済する負債と1年以内に返済に使える資産の割合だそうで、こういった分析ができます。
- 固定比率=固定資産÷自己資本
こちらは長く使えるお金を持っているかわかるようになっており、こういうのを『財務諸表分析』といいます。
続いて『損益計算書』ですが、こちらは以下のように…
②営業利益
③経常利益
という5つのステップで損益を見ていけます。
- 売上高層利益率=売上総利益÷売上高
こちらは、売上高から商品の原価だけを引いた利益の割合がわかるので価格競争などを分析できそうでしょう。
- 売上高営業利益率=営業利益÷売上高
こちらは、営業の利益をどのくらい出せているかがわかるようになりますので、営業の成績簿と言えそうです。
- 売上高経常利益率=経常利益÷売上高
こちらは会社全体の活動から得られた利益と売上高の比率がわかるというものでこういうのも分析できますね。
なので『収益性の分析』をしたりできますので、ぜひガンガン会計ソフトとかを使っても良いので分析しよう。
他にも『総資本回転率』や『自己資本比率』や『固定比率』や『固定長期適合率』なども少し本書に載っておりますが、難解な内容は次回の書籍で取り扱う予定です。
本日は以上です。最後まで有難う御座いました。
【最終回:簿記を学ぼう】本日の雰囲気まとめ ♪
- 減価償却は耐用年数にならしたもの
- 耐用年数が無限大だと減価償却は不可
- 財務諸表分析で1年間の成績を分析できる
- 難しい内容は次の書籍で扱っていく予定です
というのが本日の内容となりました!!
次回も引き続き簿記を楽しみながら学んでいこうね。
次回から新しい書籍を探して簿記本を扱って、精力的にまた新たに執筆活動に入りたいと思いますので宜しく!
ではまた…