【第六回:簿記を学ぼう】私と簿記を学びぼうよ!!!
それでは、本日も前回に引き続き簿記のお話しです。
前回の第五回の内容は『取引の二面性』と『仕訳』のお話を主に扱った記事の内容となっていました。
今回は続き『勘定記入』から話していきます。引き続き簿記に興味や知りたい人はぜひ参考にご覧下さい!!!
【第六回:簿記を学ぼう】勘定記入
前回お話した『仕訳』も必要不可欠ですが…
項目別に集計をしたい時は各ノートで管理をしたほうが項目別に振り返ることができて便利というお話になる。
なので1つの仕訳を終えたら『転記』という形で次々と取引の内容を転記して項目別に振り返られる様にする。
けど、これも『会計ソフト』で自動化できますので、深くは考えなくて良くて『転記』という概念を理解する。
とりあえずはそれで良さそうだと私は読んで思います。
この内容を項目別に集計したものを『勘定』という!!
そして一つ一つの項目のことを『勘定科目』といって、そして『左に勘定、右に金額』を転記していきます。
また、ここで重要になるのは『金額』で、しっかりと勘定科目ごとにわけていきますが自動化できるので安心。
また、例えば『原価50円の商品を売り、代金を現金で受け取った場合』左が現金で、右が商品と商品売買益となりますが、こういう複数の場合は『諸口』を使う!!
この『諸口』は本書でも書き切れない時の書き方として覚えようとされており、深掘りした説明はされてない。
また、実際の勘定を入れる紙では『摘要』と呼ばれる『要点を書ける場所』があるので、備品とかそういう内容をそこに書き『貸方、借方』に金額を入れましょう。
【第六回:簿記を学ぼう】試算表
これはややこいのですが、先ほどした勘定記入をしたものを『左に記入された数の合計』と『右に記入された数の合計』にわけて『中間に勘定科目』を入れます!!!
そうすると『試算表』が完成するという流れになる。
そしてこの『試算表』には種類が3種類存在していて…
①合計試算表
②合計残高資産ひょう
③残高試算表
の3つの試算表の種類が存在しています。
まず1つ目は『合計試算表』ですが…
こちらは『合計』だけでできた試算表ですね。
つぎ2つ目は『合計残高資産表』ですが…
こちらは『左から右を引いた』『右から左を引いた』差額である『残高』を合計欄の外側に記載したものです。
最後3つ目は『残高試算表』ですが…
こちらは『残高』だけを記載したものとなっています。
なので、これらを活用してミスがないか見ていくことになるのですが、記入しなかったものや違う勘定で記入してしまったものは、謝りを発見できないとのことです。
【第六回:簿記を学ぼう】三分法
続いては、三分法のお話ですが、これは簡単です。
商品を仕入れたとして、毎回『左:現金、右:商品と商品売買益』という記入をすると計算が非常に面倒です。
なので、この手間を省く方法として『三分法』を使う。
- 仕入100 / 現金100
- 現金120 / 売上120
という『商品』と『商品売買益』を使わずに、代わりに『仕入』は費用として『売上』は収益として考える!!
なので、商品単体で考えるんじゃなくて費用と収益で計算をまとめて『損益計算書』でそれらを管理します。
なので、仮に売れ残りがあったとしたら『繰越商品』という形を使って『資産』として扱っていけるという話。
まとめると『仕入』『売上』『繰越商品』の3つの勘定を使うので『三分法』という名称になってるそうです。
これまで行ってきた『商品』と『商品売買益』のやり方のことを『分記法』と言いますが、使わないっぽい??
三分法の難しさは、最初のやり方とは違って『モノの流れと数字の流れが一致しない』のがややこしいですね。
ただ、これに関しても『別書籍』でまた詳しく載っていた場合に掘り下げ説明するので次回作をお待ち下さい。
本書の用途は『ざっくり全体感を掴む』と捉えて!!!
【第六回:簿記を学ぼう】本日の雰囲気まとめ ♪
それでは今回のまとめをしていきます。
- 勘定記入は会計ソフトにおまかせ
- 試算表は3つの種類が存在している
- 三分法は難しめなのでまたの機会にする
というのが本日の内容となりました!!!!!!!
次回も引き続き簿記を楽しみながら学んでいこうね。
恐らく次回で本書は終え、違う簿記本を次次回からより
精力的に執筆活動に入りたいと思いますので宜しくね。
ではまた…