【第五回:簿記を学ぼう】私と簿記を学びぼうよ!!!
それでは、本日も前回に引き続き簿記のお話しです。
前回の第四回の内容は『財務緒票』と『利益計算』のお話を主に扱った記事の内容となっていました。
今回は続き『記帳方法』から話していきます。引き続き簿記に興味や知りたい人はぜひ参考にご覧下さい!!!
【第五回:簿記を学ぼう】取引の二面性
それでは本日からPART2の内容へと入っていきます。
ここからは『試算表』を作る準備についてのお話です。
具体的には『仕訳』という取引の記録についての内容と『勘定』という書式に書き写す内容の準備のお話です。
また、前提知識とし『取引の二面性』という内容も扱っていますので、ゆっくりじっくり本日も学んでいこう。
それではまずは『取引の二面性』という内容ですが、これは性質のお話で、簡単に言えば「100万円を借りたら、100万円が手に入りますが、100万円借金になる」
「その100万円を使えば商品を手に入れられるが、同時に手元の100万円は手放すことになる」というお話!!
ただ、これを試算表等式で行っていくとなると結構難しくて主に以下の4つのパターンが存在するみたいです。
A:左を増やし、右も増やす(+/+)
B:左を減らし、右も減らす(ー/ー)
C:左を増やし、左を減らす(+ー/)
D:右を増やし、右も減らす(/+ー)
ということになりますので、まずはAの取引『左を増やし、右も増やす(+/+)』の内容から見ていこう!!
まず、左に『資産・費用』が増えることになって、右に『負債・資本・収益』のいずれかが増えるタイプです。
①資産の増加/負債の増加
②資産の増加/資本の増加
③資産の増加/収益の発生
④費用の発生/負債の増加
という感じなので、イメージするとわかります。
これらを仮に仕訳すると以下の感じになります。
①借入金50円/現金50円
②資本金100円/現金100円
③受取手数料10円/現金10円
④未払金10円/支払手数料10円
こんな感じになるのがAのタイプとなります。
続いてはBの取引『左を減らし、右も減らす(ー/ー)』の内容も引き続きどんどん見ていきましょう!!
こちらは左の『資産』が減少し、右の『負債・資本』どちらも減少する取引で、まあ見た方がはやいでしょう。
①負債の減少/資産の減少
②資本の減少/資産の減少
という具合になっていますので…
①現金50円/借入金50円
②商品3円/資本3円
といった感じになりそうですね。
続いてはCの取引『左を増やし、左を減らす(+ー/)』ですが、左に『資産・費用』で同じく増減が左にある感じの少しわかりづらいですが引き続き見てこう。
①資産の増加 資産の減少/
②費用の発生 資産の減少/
という具合になっていますので…
①現金20円 備品20円/
②現金3円 水道光熱費3円/
最後はDの取引『右を増やし、右も減らす(/+ー)』ですが、右に『負債』同じく右に『負債・利益』といったこちらも非常にわかりづらいですが実際に見てこう。
①/負債の減少 負債の増加
②/負債の減少 収益の発生
という具合になっていますので…
①/支払手形50円 買掛金50円
②/受取手数料5円 借入金5円
といった感じになっていて、もっと複雑なのがこれらの取引を『組み合わせた取引』というのまでありますよ…
- 資産の増加 資産の減少 収益の発生
- 商品50円 商品売買益10円 現金60円
ただ、世の中には『会計ソフト』がありますし、ゆっくり考えて理解できれば会計士以外はOKだと思います。
【第五回:簿記を学ぼう】仕訳
とりあえず『取引の二面性』はわかったと思うので…
続いては記録の方法としての『仕訳』を学ぼう!!
- 左:資産
- 右:負債
- 右:資本
- 右:収益
- 左:費用
というのの5つの要素で仕訳をしていこう!!!
本書ではキャッチボールがイメージしやすいといい…
◆資産はボールで右手で投げて…
◆資産をグローブ左手で受ける。
と言っていますが、わかりやすいとは言い難いです。
仕訳はとりあえず『左と右に分けて記録』のことで…
具体的には、試算表の左側項目の増加は左に、減少は右側に書いて、同じ容量で右項目の増加は右で、減少は左に書くと字だけ見ると意味不明というかわかりづらい。
一応例を下に試しに書いておきますね!!
仕訳: 現金50/借り入れ金50
仕訳: 現金100/資本金100
仕訳: 現金10/受取手数料10
仕訳: 支払手数料10/未払金10
仕訳: 借入金50/現金50
仕訳: 資本金3/商品3
仕訳: 備品20/現金20
仕訳: 水道光熱費3/現金3
仕訳: 買掛金50/支払手形50
仕訳: 借入金5/受取手数料5
仕訳: 現金60/商品50 商品売買益10
といった具合に書いていくイメージとなります。
まあ、これはもっとわかりやすく説明できそうな書籍を何冊か扱っていきますので、追々私の知識量と書籍の内容を組み合わせ、今後わかりやすくしたいと思います。
本日も短めですが詰め込みすぎると疲れて嫌になるのが人間ですので、2000字程度でサクッとおしまいです。
【第五回:簿記を学ぼう】本日の雰囲気まとめ ♪
それでは今回のまとめをしていきます。
- 太陽があれば、月がある。取引の二面性
- ち○ぽがあれば、ま○こもある。取引の二面性
- 取引の二面性は会計ソフトで解決ができるので安心
- 仕訳に関しても会計ソフトに任せられるし安心です
- 詳しくは次の本など徐々に説明するので待っててね
というのが本日の内容となりました!!!!!!!
次回も引き続き簿記を楽しみながら学んでいこうね。
ではまた…