【もっと簿記を学ぼう18:完】私と簿記をもっと学ぼうよ♪
それでは本日も簿記シリーズ第18回をお届けします。
前回は以下のことを扱いましたのでご確認下さい!!
- 決算整理:費用と収益の繰延
- 決算整理:費用と収益の見越
本日はのお伝えをしていければと思います。
それでは本日も引き続き簿記を楽しんで学びましょう。
【もっと簿記を学ぼう18:完】決算整理:仕入と売上原価
今回が本シリーズの最終回になります。
結果として全18回という歯切れの悪さが気になります…
が、引き続き本日も決算整理の内容からお届けします。
本日は『仕入』で、当たり前ですが全て商品が当期中に売れることはありませんので、棚卸しをしたり、売上原価を調べたり、売れ残り分を『期末商品棚卸高』として処理をして『繰越商品』とし資産の勘定にしたりする。
それでは例を見ていきますが、1000万仕入れて、200万が売れ残ったとしたら、200万円が繰入商品として『資産の増加』として扱われて借方に仕分けられます。
その一方で、200万円が仕入の取消となり、費用の取消として貸方に入りますので以下の通りに出来上がる!!
◆ 伝票(借方/貸方)
繰越商品200万円|仕入200万円
これで仕入と売上原価の伝票はお終いとなります。
【もっと簿記を学ぼう18:完】損益計算書と貸借対照表
それでは試算表から費用と収益を集めましたら、決算整理が終わったので『損益計算書』を作成していきます。
つくり方は『簡単』で、残高資産表の『資産と収益に
属するもの』を集めて行くだけです!具体的には…
■借方
- 仕入
- 給与
- 接待交際費
- 支払利息
■貸方
- 売上
- 受取利息
とかを集めて借方と貸方の差額が『当期純利益』です。
これだけで完成しますので決算整理が非常に大切です。
続いて、貸借対照表ですが、こちらも先ほどと同じで『資産・負債・純資産』を集めて行くだけなので簡単。
■借方
- 現金
- 受取手形
- 繰越商品
- 建物
■貸方
- 支払手形
- 買掛金
- 資本金
- 資本準備金
- 繰越利益剰余金
あくまでも例でしかありませんが、こんな感じでそれぞれを貸借対照表として振り分けていくことになります。
あと、資産ー(負債+純資産)で当期純利益が求められるので、サクッと計算して当期純利益も出しましょう!!
なので、結論として『損益計算書と貸借対照表』どちらで計算しても結果は同じになり一致する形となります。
損益で儲けがわかったり、貸借対照表で資産や負債や純資産を把握して分析をしたりすることになるでしょう。
あと、清算表というのがありますが、これは今の段階だと難しいと思いますので『実録:いぬぼき(日商3級簿記合格への道のり)』の次回作で詳しく扱う予定です!!
今まで長い間『私と簿記をもっと学ぼうよ♪』をお楽しみ頂きまして、ありがとうございました。一応解説は…
本シリーズで導入編は終わりますので、次回からは資格習得までの過程を晒すシリーズになりますので、一緒に資格習得(日商3級簿記合格へ)歩んで行って貰っても良いでしょうし、過去記事をお読みになるのも良いです。
次回からは『実録』なので更新頻度は週1程度に落とし『学習時間と記事の精度向上』『日商3級簿記合格』まではしていきたいと思ってますので宜しくです。
本日は以上です!長らくありがとうございました。
引き続き次回作も宜しくお願い致します!!!!!
【なぜ簿記を扱うのか?】日本人はお金にあまりにも無知すぎるから…
私のREGRETブログのメインテーマは『世の中から後悔を減らすためのブログ』というのが主旨となります。
それを考えた時に一番大切な要素としては『生活を安定的に生涯送る』ことはやはり要素としては大きいです。
それに対して現状の日本人は…
・お金に対して無知すぎる…
というのは実際問題ありますし、家計簿も付けていなかったり損益計算書と貸借対照表がわからない人が多い。
そもそも『お金は汚い…』という謎の共通認識を持っていたり、知らないものを『怪しい…』と思いすぎです。
なので、私は『世の中から後悔を減らすためのブログ』というのがテーマとして『簿記』を注力しています!!
私のこの活動が『日商3級簿記を学ぶ』という行動が、誰かを勇気づけたり『お金を学ぶきっかけ』になったり『生活を豊かにする歩み』となってくれればと思う。
そして、私のこの過程と行動で『読者が成長』してくれれば、より私の大好きな『ビジネスのお話し』を詳しく掘り下げ『ファイナンシャル』を交えてお話しできる。
その為に、1年くらいは恐らく『日商3級→日商2級』くらいまではやっていきますので宜しくお願い致します。
引き続き本ブログを宜しくお願い申し上げます。
ではまた…