【もっと簿記を学ぼう⑦】私と簿記をもっと学ぼうよ♪
それでは本日も簿記シリーズの第七回をお届けします。
前回は以下のことを扱いましたのでご確認下さい!!
- 損益計算書を覚えよう
- 仕訳の基本的なルール
本日はその続きで、簿記の仕分けについてのお伝えをしていければと思う。
それでは本日も引き続き簿記を楽しんで学びましょう。
【もっと簿記を学ぼう⑦】仕訳の実践に入ろう!!
それでは前回のこちら(上記画像)の続きで『仕訳』のお話しになります。
本日は《取引例》を見ながら、実際に仕訳を前回の借方と貸方の表に従い仕訳をしていきますので宜しくです。
それでは一つ目の取引ですが…
《取引例1》 土地5000万円で購入し、現金で払う。
こういう取引があったとしたら『土地と現金』という部分に注目して、資産・負債・資本・費用・収益の5つのグループのどのグループに当てはまるのかを考える。
今回であれば『土地=資産』『現金=資産』という資産グループなので、前回の表で考えると『資産の増加(借方)』と『資産の減少(貸方)』という組み合わせになる。
なので、あとはこの表のルールに従いますので…
◆ 伝票(借方/貸方)
土地5000万円|現金5000万円
といった形で『土地(借方)』と『現金(貸方)』に仕訳を
行うことで、今回の取引を完了することができました。
どんどん、この要領で進んでいきますが、続いては《取引例2》に入りますが、続いては資産増加の取引です。
《取引例2》商品2000万売上て、代金は現金受取り。
こちらも同じ様に『売上』と『現金』という場所に目を持っていきまして、同じように5つのグループのどこに属していそうなのか?を考えていくことになりますね。
今回で言えば『売上=収益』で『現金=資産』ということになりますから『資産の増加(借方)』と『収益の発生(貸方)』という仕訳の考え方になるので伝票の記入は…
◆ 伝票(借方/貸方)
現金2000万円|売上2000万円
となりまして、こんな感じで『どんな取引も必ず貸方と借方の4つのいずれかの組み合わせになる』ということが徐々にわかってきますので、後はこの要領でやろう。
【もっと簿記を学ぼう⑦】仕訳後→総勘定元帳へ
そして『伝票』に仕訳のルールによって、仕訳が終わったものは、そのまま放置するのではなくて『総勘定元帳』という帳簿に記入らんが設けられていますので…
各勘定科目ごと『増加・減少・残高』にそって、試算票の作成とかもしていきたいですし、もちろん貸借対照表や損益計算書も作りたいので『転記』をしていきます。
こちらも『会計ソフトで自動的』にしてくれるんですが、その『ルール(やり方と流れ)』を覚えておかないと『簿記の性質や構造』がわからないのは危険だと思う。
なので、伝票にこんな感じで…
◆ 伝票(借方/貸方)
現金1,100,000円|売上1,100,000万円
仕入800,000円|現金800,000円
この二つの取引をこんな感じで…
◆総勘定元帳(借方/貸方/残高)
☆現金
売上:1,100,000 | |1,100,000
仕入: |800,000 |300,000
☆売上
現金: |1,100,000|1,100,000
☆仕入
現金:800,000 | |800,000
といった感じで『勘定科目を覚えて5つのグループ→資産・負債・純試算・費用・収益』のどのグループになるのかを覚えつつ、仕訳のルール表を見て仕訳をします。
最後に実際に伝票を書いたりして、最後に総勘定元帳に転記していくというのが全体の流れとなっております。
本日は内容が濃いので以上となりますが、次回以降は『実際に仕訳をしまくる』という内容へと入ります。
ので、ぜひ表を見ながら『ノートとペン』で実際に仕訳をしつつ、取引の流れやルールに慣れていきましょう!
本日は以上です。最後まで有難う御座いました。
ではまた…