【もっと簿記を学ぼう④】私と簿記をもっと学ぼうよ♪
それでは本日も簿記シリーズの第四回をお届けします。
前回は以下のことを扱いましたのでご確認下さい!!
- 資産グループを覚えよう
本日はその続きで、簿記の貸借対照表についての『資産・負債・純資産』のお伝えをしていければと思う。
それでは本日も引き続き簿記を楽しんで学びましょう。
【もっと簿記を学ぼう④】負債グループを覚えよう
それでは前回に続いて『負債グループ』を見ていく。
まず負債とは『支払をしなくてはならない義務』のことをいっていて、会社が負っている諸々の債務のこと!!
こちらは前回お伝えした『資産グループ』の勘定科目と対応するものも多いですから、セットで覚えましょう。
まず1つ目は『借入金』という勘定科目。
こちらは『貸付金(資産グループの勘定科目)』の真逆に位置するお金を借りた場合での『負債グループの勘定科目』となり、ぜひともセットで覚えていきましょう。
つぎ2つ目は『支払手形』という勘定科目。
こちらは手形を受け取った場合は資産となり、受取手形という勘定科目で記録されていたものの逆になり『手形を切って相手に渡した場合は『支払手形』と記録する。
こちらも『受取手形と支払手形』でセットで覚えよう!
つぎ3つ目は『買掛金』という勘定科目。
こちらは『資産グループでは売掛金』という風に記録していたもので、逆に商品をツケで購入した場合は負債となり『買掛金』となるのでこちらもセットで覚えよう。
また商品をツケで購入することを『掛仕入れ』という。
つぎ4つ目は『未払金』という勘定科目。
こちらは『商品以外のものを購入して、その代金を払っていない場合』に使い『資産グループの未収金』と反対側にあるので、こちらもセットで覚えておきましょう。
つぎ5つ目は『預り金』という勘定科目。
一時的に現金を預かった場合に、預り金額を記録するために使うようで、こちらはペアの相手は存在しない!!
ので、従業員の所得税とか社保とかの給与から差し引いて支払いを行うときに使う勘定科目だと覚えておこう。
つぎが最後で『引当金』で、こちらは2つの勘定科目が存在していて『退職給付引当金と賞与引当金』の2つ。
それではセットで覚える勘定科目を纏めます!!
例 : 貸したお金|借りたお金
- 貸付金|借入金
- 受取手形|支払手形
- 売掛金|買掛金
- 未集金|未払金
となっておりますので、コレで覚えましょう!!
【もっと簿記を学ぼう④】純資産グループを覚えよう
本書ではこの内容を資本→純資産の説明から丁寧にされておりますが、難しくなりますので今回割愛致します。
カンタンに言えば『純資産=出資金+利益の蓄積分』
出資金は『出資者が出してくれたお金』で、利益の蓄積に関しては『事業で生まれた利益』のことなのですね。
それでは、肝心の純資産グループについて覚えよう!!
まず1つ目は『資本金』という勘定科目。
こちらは『出資金を記録するため』に用います。
つぎ2つ目は『繰越利益剰余金』という勘定科目。
こちらは『利益を記録するため』に用います。
つぎ3つ目は『資本準備金』という勘定科目。
こちらは『資本の準備金』としてのそのまんま。
つぎ4つ目は『利益準備金』という勘定科目。
要するに『配当』するために積み立てるものです。
最後は『任意積立金』という勘定科目。
こちらは各種の積立金を設定するものです。新しい建物の新築にしたいなどの準備とかね。
という内容で本日は終わりたいと思います!!!
次回は『貸借対照表』の内容に入って参ります。
難解やけどわかりやすく伝えますので引き続き宜しく。
ではまた…