【もっと簿記を学ぼう12】私と簿記をもっと学ぼうよ♪
それでは本日も簿記シリーズの第12回をお届けします。
前回は以下のことを扱いましたのでご確認下さい!!
- 純資産の仕訳をしよう!
本日はその続きで、簿記の仕分けについてのお伝えをしていければと思う。
それでは本日も引き続き簿記を楽しんで学びましょう。
【もっと簿記を学ぼう12】純資産の仕訳のつづき!!
それでは『資本準備金の仕訳』から見ていきます。
資本準備金はシンプルで、資本としなかった部分の準備しておいたお金を指し示した勘定科目となってます。
《取引例》株主より出資金2千万の払込みを受け
当座預金とし、そのうち1千万は資本金
に組み入れないものとする。
という難しめの内容ですが、一個づつ片付けよう!!
この場合は…
・当座預金2000万の増加
→資産の増加
→当座預金2000万
・資本金1000万の増加と資本準備金1000万の増加
→両方とも純資産の増加
→資本金1000万と資本準備金1000万
◆ 伝票(借方/貸方)
当座預金1000万円| 資本金1000万円資本準備金1000万円
といった形に『資本準備金の仕訳』はなります。
それではどんどんいきますが『繰延利益剰余金の仕訳』
こちらの繰延利益剰余金は、営業をして利益が生まれ、これらを計上するための勘定科目となっていて、これらを株主総会で『利益準備きん、株主配当金、任意積立金』などに処分(みんなで決めてわける)ことをする!!
《取引例》繰延利益剰余金77万円を次の様にする
利益準備金7万円、株主配当金70万円
こちらも引き続き難しめなのですが、落ち着いて…
この場合は…
・繰越利益剰余金77万円の減少
→純資産の減少
→繰越利益剰余金77万円
・利益準備金7万円の増加と未払配当金70万円の増加
→純資産の増加と負債の増加
→利益準備金7万円と未払配当金70万円
◆ 伝票(借方/貸方)
繰越利益剰余金77万円| 利益準備金7万円未払配当金70万円
という内容で『純資産の仕訳』の内容はお終い!!
【もっと簿記を学ぼう12】費用の仕訳をしよう!
続いては費用の仕訳ですが、これはイメージしやすいのでサクサクと理解して進んでいきやすいと私は思う!!
◆費用グループの代表的な勘定科目
こちらの費用の仕訳のルールとしては…
【費用】借方:発生(増加)(+) |貸方:取消(減少)(−)
といったルールとなっております。
それでは手始めに『仕入れの仕訳』を見ていこう!
仕入は文字どおりで、商品を仕入れた時の記録する勘定科目で『仕入』となり、最後に売れ残った分は『繰越商品』として、次期に繰り越されることになっています。
しかし、とりあえずは仕入を費用として仕訳て、次期に繰り越す分は決算のタイミングで決算整理で修正する。
《取引例》商品20万円を現金で仕入
この場合はかんたんで…
現金20万減少→資産の減少→現金20万円
◆ 伝票(借方/貸方)
仕入20万円 | 現金20万円
となっております!というところで、本日は序盤の内容が重めでしたのでこの辺で次回に持ち越したいと思う。
本日もお疲れ様でした。ではまた…