正社員と就職活動について ブラック企業に搾取されて悔しいです
私が人生で最初に正社員として雇われた会社はまさにブラック企業といえる企業でしたね(泣)
毎日朝出勤してから終電まで働かされていましたし、休みの日もなにかと休日返上で本社へ。
本社では営業系の企業であったため、ペナルティと呼ばれる研修という名の嫌がらせがありました、それも長くて半日持ってかれるが無休。
週に4日程度の休みしかなく疲弊しきり休みは寝て過ごしたいのですが上司や配属先の方々や取引先から容赦なく休日電話がかかる日々。
それでもわたしは楽しさを感じていたのでその何が楽しかった、何が楽しくなかったかなど。
ブラック企業のメリデメ、特徴と対策、就職で気をつけるポイントなどを今回お伝えします。
ブラック企業のメリットとは
ブラック企業で私が感じたメリットを賛否両論覚悟して記述していきたいとおもいます。
まず最初に私が思うのはビジネスの本質は“黒さ”だと思っているということですね。
黒さというのは、例えば包丁は料理にも使えるが殺人にも使えるという使い方次第という事。
例えば物販において高単価の品で利益率の高いものであれば数十件の取引で売上がでます。
しかし低単価な品で利益率の低いもので行えば数百件の取引でも人件費すら稼げませんね。
なのでビジネスは黒くも白くもできるということをまず大前提として知ってもらいたいです。
人材が必要な業界だと派遣とかが人を材として取り扱うことになるのですが、これもそれで。
利益率の高い現場に低賃金で雇い入れることによって企業はたいへんに儲けを出していける。
これがブラック企業の本質でありすべてです。
そこに人としての信念やプライドや倫理観などは不要ですしそんなことはビジネスでは不要。
それがブラック企業の経営者の考え方、あるいはブラック企業の上層部がそのように考えて勝手に経営の舵取りをそちらに傾けています。
それでも黒くても上記の前提があってもメリットを私は感じたのでお伝えしたいと思います。
え?ブラック企業のメリット?
それでは禁断の果実、ブラック企業のメリットについてお伝えしていきます※以下有害ですよ
- 生きている生の実感を得られる
これが自分としてはかなりでかい部分でした。
私はなんとなく生きている時期があり、それでもなんとなく正社員になりたいというなんとなくのプライドというか強迫観念がありました。
それをブラック企業に就職することにより満たされたのはブラック企業でも嬉しかったです。
こんななんとなく生きている俺でも正社員になれるのかという安堵と、価値をかんじました。
これにより生きている実感を感じて就業した。
それから実際に仕事の前にOJTを受けるがかなり粗末なものでマニュアル的なものを渡されてざざっと読み合わせをしてすぐ営業へでます。
現場は激務で右も左もわからず、蚊帳の外でひとりで地道にできることも思い付かず立ちんぼ
当然直属の上司からは毎日お叱りの声で研修中に何していたんだ、この無能が出来損ないが。
社会人をなめるな、仕事をなめるな、死ね。
とよく言われていましたね(パワハラ)のオンパレードでしたが、初の正社員なので受け入れ、日々死んだ目で1年くらい生きていました。
休日も電話が鳴り響き提出する期日などが儲けられて当然休日に対応も必要で死にそうです。
でも、こんな経験そうそうできるものでもありませんし、この経験はハングリー精神として今もなお、ビジネスマンとしての基盤ですね。
これがブラック企業のメリットだと思います。
就職したいなら簡単に就職できますし、地獄の日々の後の酒は死ぬほど上手いですし、ビジネスマンとしてのハングリー精神は養えました。
私は、このまま人生をブラック企業に搾取されてたまるか!!という下克上ならぬ脱社畜を掲げてその後必死に仕事を3年行い、見事大手企業に転職できたので私にはメリットでした。
ブラック企業のメリットはこれ以上でもこれ以下でもありませんが、なんとなく生きている人が意味を持って生きるきっかけになりますよ。
ブラック企業のデメリットとは
一方デメリットは鬼の様にありました。
- 月給が低すぎて生活きつい
- 休みが実質ないので死にそう
- パワハラで体が蝕まれていく
- 人間じゃない奴隷の様な日々
- 大声で怒鳴られるのが当たり前
- 基本的にネガティブな人が多い
- 当然金ないので彼女できません
- 病院によくいく様になり費用が...
- 飲み会のせいで酒が大嫌いになる
- 人間不信になり仕事と家の往復だけ
- リア充を妬んで2chでアンチになる
- 自殺を本格的に考える時期が発生する
- 風俗に通って癒されたいが金がかかる
- 人殺しの心理がわかるようになってくる
- 世の中不平等だなと毎日言い続ける日々
などなどデメリットの方が多くあります。
でも、これをきっかけにメリットのハングリー精神や生き方の再定義、見つめ合うきっかけ。
としてはとてもよく機能していると私は思っておりますね、一定の感謝はしております。
私は人に叱って貰えたら改善しようと思っていない人間でしたが、毎日言われすぎたので。
人に叱って貰えたら改善しようと思える人間になれましたし、次第に評価もついてくるようになり人に褒められることに喜びを感じました。
自分がされて嬉しかったことは部下にもするようになりましたし、部下にも慕われました。
私のビジネスの本質を学べる環境としてとても有意義な時間でしたし、またやりたいとさえ思う節はあります、ただ私は他の分野でやることがあるので時間的制約のためやらないです。
でもそういった色々な思いがブラック企業の現場には存在しており、黒いからこそ、そこのハングリーさや、つながりの尊さなどあります。
まあ、でもブラック企業は死に追い込みがちなので決しておすすめしませんが、急成長はできるような気がしたりもするんですよね ぼくはw
こんなこというと社会から抹殺されそうですが、私が実際に経験して思ったことを書かせていただきました。
ぜひ参考にでもなっていれば幸いです。
ブラック企業の特徴と回避対策法
たぶんブラック企業に入りたくないひとが大勢いると思うのでブラック企業の特徴伝えます。
まず、ブラック企業はやたら面接の時優しいというか丁寧というかしっかりしています。
とてもホワイト企業のように求人を出していたり待遇がよかったり、フレンドリーですね。
まあ、当然といえば当然で、入る前から印象が悪いとネットで検索されてすぐにブラック企業ってわかって入る前にシャットアウトされますからね、丁寧に対応するのは当然ですよねw
それにただでさえ、エントリーする人が評判がわるくて少ないし、離職率はたかいので、面接の段階で歓迎ムードと好印象を植え付けるの。
そうしてネットで叩かれていても、それさえも疑ってくれるようにマインドセットをします。
だから面接の段階や、連絡の段階では非常に対応がお客様対応で親切丁寧感動を覚えます。
でも、それは内定までで、実際に勤めるとオセロをひっくり返したようにブラック企業です。
なので、明らかに丁寧すぎるへんな感じがしたら、逃げ出したほうがいいかもしれませんね。
つぎにあげられるのが本社や支店などに赴くとわかるのですが、とにかく汚いです会社が。
これは大手企業に転職したり、有能な企業にも訪問することが多いわたしならではの気づき。
ブラック企業の多くは会社がとても汚いです。
応接間も備品が置かれていたり、大きい声の話し声が当然のように聞こえてきたり雑談してたり、トイレが汚かったり、臭かったりします。
なのでレセプションから入って出るまでの間に明らかに不審な点汚さがある場合は注意です。
ホワイト企業でも汚い部分は当然あるのですが、お客様を通している場所は綺麗ですし全体的に綺麗な場合が多いので注目ポイントです。
つぎにあげられるのが、朝と夜に訪問してみるということです、やや難しいですけどぜひ。
なぜ、朝と夜に訪問すると良いかと申しますと、朝訪問して会社の出入りが何時頃から行われているかをチェックすると出社時間がわかりまし、夜も同様に残業の目安が付きますよね。
1日2回もいくのは大変ですけど、これからの長い就業期間を考えればやった方がよいですよ。
たとえば9時出社〜18時退社なら、8時半位に入り口付近の適当な場所で待機して30分くらい様子見たり、退社に関しても同様の18時頃から張り付いて退社時間を確認するといいでしょう。
ちなみにわたしは就職できればどこでもよかったので何も対策していないのでブラック企業に無事就職を当時の若者の私はしておりますwww
つぎが、企業理念やクレドが大切です。
企業理念やクレドがやたらなんというか宗教的というか高圧的というか呪文というか。
そういった雰囲気がブラック企業にはあります。
例えば
健康、心の豊かさ、愛、幸せ、信頼、安全第一、期待、満足、研磨、 尊重、働きがい、誇り、創造、挑戦、誠実、公正、感謝、強い、No.1、 チャレンジ、マインド、自主性 などのワードがあれば注意が必要。
私の入ったブラック企業にもこれらの言葉がたくさん存在していたのが今思えばありました。
やりがい、ってワードがよく使われていたように思えますね、ホワイト企業もつかうけどwww
ホワイト企業だとそんなに多様はされない印象にありました、さりげなく使っている感じです
ただ、ブラック企業だとやりがいやりがいやりがいと連呼してキャッチコピー化されている。
なので、そういったやたら呪文のように上記のワードが散りばめられている場合はやめよう。
とここまでいろいろな対策をお伝えしましたが、実際に入ってみるまで実態がつかめないのがほとんどなので回避が難しかったりします。
なのでもし仮にブラック企業に就職してしまってにっちもさっちもいかないようであれば離職して再就職し直した方があなたのためです。
人生はながいので離職しても死にません。
アルバイトでもしながら気楽に転職、再就職先を探して再就職すればいいのですよ。
いじめられっ子がいじめに耐える必要はなくて、親に相談して転校すれば良いのです。
それが叶わないようであればネットで発信もでき相談もできる時代なので気軽に所定のセンターや窓口に相談すると良いのが現代です。
ぜひブラック企業に私のようなハングリー精神で挑んで生死の狭間で急成長を遂げたいゴリラのようなメンタルを備えた人以外はぜひホワイト企業をいろいろ調べて検討されると良いでしょう。
おまけ:就職で気をつけるポイントなど
それでは最後まで読んでくださった方におまけをお送りいたします、わりと有益でしょう。
まず履歴書職務経歴書に時間をかけてはいけませんね、これ以外と知らない人多いです。
就職がうまくいかないひとはなんとなく就職先を決めている人はまったくうまくいきません。
当時の私もなんとなく正社員になりたくてなんとなく就職活動をしていたのでなかなか決まらず結局ブラック企業に就職してしまいました。
なので、ぜひ履歴書職務経歴書に時間をかけずに自分のやりたいことややりたい理由やキャリアプランに時間をかけた方がよいでしょう。
今の私で言うところの、文字を書くのが好きでそれで生計をたてられる生き方をしたいからライターをしているみたいな感じがベストです。
私の場合ですが、WEBライター→ライター兼編集者→ライター兼編集長→副業講師的なひと。
みたいな漠然とはしておりますが行動指針や行動指標があって行動をしております。
みたいな感じでロールモデルになる人を元にした行動指針行動指標を言えると内定貰えます。
もっと簡単にいうと目的と行動を明確に伝える力があれば大丈夫です、もちろん大卒で有能な人しか雇わない会社も数多く存在するので、そこは該当しない人は諦めた方が無難ですね。
でも、その狭き門以外の企業は割とこの目的と行動が明確されていれば受かり内定でます。
私も正社員にもはや執着心がない個人事業主になりましたがテストで内定を簡単に貰えます。
実際にこれらを参考にすればこだわらなければ普通の企業から内定が出ますので参考にしてみていただければ私としても執筆しがいがあるというものです。
最後までお読み頂きありがとうございました。