REGRETブログ

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世の中から後悔を減らすためのブログ

フレームワークを9個紹介してみた「難解すぎて悔しいです><」

frame work

 

本記事は、リダイレクトの警告フレームワークの資料を参考にして今回は執筆しました。

 

ご紹介しているもの一覧

 

  • MECEについて
  • 3C分析について
  • SWOT分析について
  • 4C分析について
  • STP分析について
  • ポジショニングマップについて
  • バリュー・チェーン分析について
  • 5フォース分析について
  • AARRRについて

 

ビジネスでの集客や売上の悩みを考える時に、その考えのポイントをパターン化して落とし込み、誰でもできるようにしたものがフレームワークです。

 

フレームワークは無数にありますので、今回はその目的によって使い分けをできるように、また自分にあったフレームワークを知って活用できるように今回基礎的なフレームワークをferretのサイトのデータを元に私なりに解説していきます。

 

ぜひこちらの記事を参考にして頂きビジネスでお役立ていただければと思います。

 

  

フレームワークとはそもそもなんなのか?

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フレームワークはビジネスでの共通して利用できる考え方・意思決定・分析・問題解決・戦略立案などの枠組みのことを指した言葉です。

 

今回はそんなフレームワークを9個簡単にferretのサイトのデータを元に私なりに解説して参ります。

 

それではどうぞお楽しみください。

 

おすすめのフレームワークその1⇢MECE

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MECE | グロービス学び放題

 

どうやらMECEと呼ばれるフレームワークは、ロジカルシンキング(論理的思考)の基本と言われる概念の1つにあたるフレームワークだそうです。

 

MECEは、ミーシー或いはミッシーと読みまして「Mutually Exclusive and Collectively
Exhaustive」の略で直訳すると「お互いに重複せず、全体に漏れがない」という意味です。

 

意味は以下の通りです。

 

  • Mutually(お互いに)
  • Exclusive(重複せず)
  • Collectively(全体に)
  • Exhaustive(漏れがない)

 

頭だけで考えていると同じことを何度も考えていたり、ヌケモレが発生したりするのでこのロジカルシンキングの基本となるMECEフレームワークを活用して考えていくということになります。

 

例えば売上を上げたい場合に商品のQualityや、在庫の数、見込み客、商品の単価、成約率、流入など、売上に関係がありそうなことを思いつくまま挙げて書き出すと重複や抜け漏れはかなり発生し問題解決には不十分な時間になってしまいます。

 

また、上記の情報だけでは天候や災害などコントロールできない項目も含まれてきてしまいますので、本来の目的の「売上増加」のための施策には繋がりにくいです。

 

そこで「MECE」を使い上記をしっかりと書き出していきましょう。

 

さきほどの思いつくまま問題を挙げることも重要ですがこれらに当てはめて考えることも非常に重要なのでやっていきましょう。

 

例⇢MECEで売上を上げる方法を考えてみよう

sales up


 

まず「売上を構成する各要素」を具体的に考えてみましょう。

 

売上の要因を「顧客数」と「利用頻度」に分類したとします。

 

顧客数×利用頻度

 

そうすると「顧客数」と「利用頻度」を伸ばす取り組みを行うことになると思いますが、これだけですと「モレ」があります。それは「1回あたりの利用金額」です。

 

顧客数×利用頻度×利用金額

 

「顧客数」と「利用頻度」より「1回あたりの利用金額」を伸ばす方が、簡単かつ効果的な可能性がありそうですよね。

 

しかし、分類の仕方にモレがあったがために「1回あたりの利用金額」をあげる施策について考えないままになってしまう可能性があります。

 

検討したあとで見送ることは問題ではありませんが、そもそも検討の対象に入らないというのは大きな問題です。

 

今度は

 

顧客数×新規顧客数×顧客単価×利用頻度×1回あたりの利用金額

 

で考えていきましょう、モレは今回はありませんがダブリがあります。

 

それは

 

「顧客単価」と「利用頻度」と「1回あたりの利用金額」の関係はダブリです。

 

ダブリを認めると分け方が無限になるので議論がぐちゃぐちゃになります。

 

モレと比べると気づきにくいので議論を始める前にダブりを意識しましょう。

 

例2⇢MECEで従業員を次は分類してみよう

kitchen


 

他にも例えば従業員の分類もMECEで行ってみましょう。

 

 

これはモレがなくダブりもないMECEになります。

 

たださらに細分化して分類してしまうとモレはないですがダブリ

MECEではなくなってしまいますので注意しましょう。

 

  • 若手社員(新卒社員)
  • 中堅社員
  • 古株社員

 

また年代だとダブりがないのですが漏れがあるので

こちらも細分化の分類と同じくMECEになりません。

 

  • 20代社員
  • 30代社員
  • 40代社員
  • 50代社員

 

環境で分けて分類してもモレもダブリもあるのでMECEではありません。

 

  • 在宅勤務社員
  • 工場勤務社員

 

なのでMECEに漏れやダブリがあると考えるべき全体像がぼやけてしまい正しい全体像を捉えることができないので、簡単に判断を間違えてしまう可能性が増えるでしょう。

 

上記の例のようにモレがあればゴールが定義できず、重要な見落としが起こり、逆にダブリがあれば二律背反に陥り効率性が落ちてしまいます。

 

判断を間違えることは経営資源を非効率に使いそれが利益や売上の企業の目標にも影響を音星ミッションが未達成になってしまいますので、ぜひともモレやダブリのないMECEの考え方を活用していきましょう。

 

MECEは「お互いに重複せず、全体に漏れがない」ように書き出すことを意味しているので最初のうちは何が漏れていて何が重複(ダブリ)しているかがわからなく苦戦すると思いますがこの思考が定着すれば全体像を俯瞰で見ることができますのでビジネスで優位に盲目にならずに立ち回ることができますのでぜひ活用していきましょう。

 

おすすめのフレームワークその2⇢3C分析

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3C分析とは?マーケティングで実践する方法 | UX MILK

 

3つ分析は自社の事業のおける3つのCを分析するフレームワークです。

 

  • Customer(市場・顧客)
  • Competitor(競合他社)
  • Company(自社)

 

WEBサイトは作って終りではなく顧客との関係づくりの媒体です。

 

またWEBは媒体の1つであり、MAIL1つとっても関係づくりなのです。

 

ネットで関係づくりを進める上で3C分析を活用していきましょう。

 

もうちょっとくわしく3C分析を説明しますと、3C分析とは外部環境や競合の状況から事業のKSF(Key Success
Factors:成功要因)を導き、事業を成功へと導く事に用意られるフレームワークです。

 

読み方はそのまんまで「さんしーぶんせき」と読み呼ばれています。

 

この3C分析は1982年の「The Mind of the strategist」にて広く知られたそうです。

 

およそいかなると経営戦略の立案に当たっても、三者の主たるプレイヤーを考慮に入れなければならない。すなわち、当の企業=自社(Corporation)、顧客(Customer)、競合相手(Competitor)の三者である。

 

とあり、それが3C分析のはじまりだそうですね。

 

3C分析を行うと事業の進行方向が明確になるのでおすすめです。

 

マーケティングとは、そもそもいくつかの施策の中から最も効率がよいやり方に時間とお金をかけて、顧客に選ばれ続けて売上や目的を成し遂げる為の仕組みのことです。

 

そのためには3C分析の

 

  • Customer(市場・顧客)
  • Competitor(競合他社)
  • Company(自社)

 

の3者の関係性を明示化する必要性があります。

 

外部要因である市場と競合、そして内部要因である自社に照らし合わせると、何が自社の強みと弱みなのかがわかるようになります。

 

3C分析の過程として、それぞれのCで以下のことを明確にすることが必要です。

 

Customer:市場や顧客のニーズの変化
Competitor:競合が「Customer」の変化にどのような対応しているのか
Company:「Customer」「Competitor」を踏まえて自社が成功できる要因を見つける

 

なぜ3C分析を行うのかですが、目的を明確化し分析が広すぎたり方向性がブレることを未然に防ぐことができるからです。

 

それではつづきまして3C分析のやり方を解説していきましょう。

 

例⇢3C分析のやり方について

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まずはCustomer(市場と顧客)の分析方法についてお話します。

 

市場がわからなければ自社の強みも弱みも当然わかりません。

 

以下の3つの手法を用いて効果的に分析を勧めていきましょう。

 

マクロ分析・ミクロ分析・顧客分析の3つです。

 

まずマクロ分析ですが、景気変動や法律改正、人口や流行の動向などの社会の変化を見つけ出す為に行いましょう。

 

おすすめなのがPEST分析ですが、これは簡単に一文で説明すると

 

P:Politics(政治)

E:Economy(経済)

S:Society(社会)

T:Technology(技術)

 

それぞれこの4つを書き出して分析することです。

 

マクロ分析はとりあえず政治と経済と社会と技術を分析することだと考えて下さい。

 

次は、ミクロ分析です。

 

ミクロ分析は、業界の構造変化から自社ビジネスへの影響を検討します。

業界の競争環境の厳しさをしっかりと理解して利益確保をする必要があります。

 

こちらでおすすめなのが、ファイブフォース分析ですが簡単に一文で説明すると

 

  • 新規参入者の脅威(外的要因)
  • 代替品の脅威(外的要因)
  • 買い手交渉力(内的要因)
  • 売り手交渉力(内的要因)
  • 既存競合他社(内的要因)

 

要するに5つの外部内部それぞれの要因を考えるフレームワークです。

 

例えば"手帳"は新規参入者の脅威はないが、代替品としてスマホがあり、買い手は減少傾向にあるし、売り手は既存企業が多数存在していて、既存競合他社も大手ばかりなので新規参入として我社で"手帳"を販売するのは辞めたほうがいいのではないか?といった具合ですね。

 

次は、顧客分析ですね。

 

顧客分析はミクロ分析とマクロ分析で得た情報を元に顧客の価値観やニーズにどれくらい影響を与えているかを検討しましょう。

 

商品やサービスに関わる一般の顧客の動向を分析して具体的な購買・使用行動を把握しましょう。

 

有名な手段手法としてはアンケート調査などがありますのでぜひマクロミルなどのアンケートサイトやクラウドソーシングサイトでアンケートを募るといいでしょう。

 

ここまでが3C分析の最初のC、Customer(市場と顧客)の分析方法です。

 

次がCompetitor:競合の分析方法についてお話します。

 

この市場の変化があり、それに競合がどう動いているかを知ることが大切です。

「競合のビジネスの結果とは?」「その結果の出た理由はなにか?」を考えられるように分析していけるととてもいいです。

 

まずビジネスの結果では、

 

  • 結果そのもの
  • 結果を出したリソース(資源・資産)

 

に着目してすすめていきましょう。

 

結果そのものは売上や利益率・広告費などを調査しましょう。

ただ、社外秘だったりすることも多いのでわかる範囲で調べましょう。

 

リソースに関してはリソースの背景を調査するといいでしょう。

社員の1店舗あたりの数や店舗売上、顧客単価などを調査すれば予想できるでしょう。

 

これらの情報を元に結果が出た理由を売上やリソースをもとに明確化し、そこから製品開発、販売ルート、営業方法など、あらゆる側面から検討すると自社で取り入れるべき仕組みや差別化を測るポイントなどを見つけることができるかもしれませんね。

 

最後がcompany:自社の分析方法です。

 

ここまでしてきたCustomer(市場と顧客)とCustomer(市場と顧客)の情報をもとに「市場の変化と強豪がその変化に対してどのような対応しているのか?」を自社と比較しましょう。

 

またフレームワークが出てきて申し訳ないですが、VRIO分析を活用しましょう。

 

VRIO分析ですが簡単に一文で説明すると

 

  • 経済価値(Value)
  • 希少性(Reality)
  • 模倣(モホウ)困難性(Inimitability)
  • 組織(Organization)

 

経済価値⇢希少性⇢模倣困難性⇢組織の順番で分析するフレームワークです。

 

例を出すと"自社の手帳"は経済価値を有しているか?(YES/NO)⇢"自社の手帳"は希少性が高いか?(YES/NO)⇢"自社の手帳"は模倣困難性は高いか?(YES/NO)⇢"自社の手帳"は組織に優位性はあるか?(YES/NO)とフレームワークをすすめていくものです。

 

結果として

 

  • 企業価値がだめなら⇢競合劣位
  • 希少性がだめなら⇢競争均衡
  • 模倣困難性があるなら⇢一時的な競合優位
  • 組織がだめなら⇢持続的な競合優位

 

といった具合に自社の良い部分とだめな部分が明確化できるものです。

 

これで、Customer(市場と顧客)とCustomer(市場と顧客)とcompany(自社)の分析がそれぞれ終りましたが、ここから両者を鑑みて分析しなければ3C分析を俯瞰的に捉えることができません。

 

ここからはSWOT分析を活用するという方法があります。

 

SWOT分析を簡単に一文で説明すると

 

  • Strengths:自社のもつ強み
  • Weaknesses:自社のもつ弱み
  • Opportunities:機会
  • Threats:脅威

 

それぞれを書き出して外部と内部を4つのSWOTに落とし込んで分析していきます。

 

 

結果書き出すと上記のような表に落とし込むことができるでしょう。

 

3C分析はビジネスシーンでは世界中の人々に使われるフレームワークになりますのでぜひ活用してビジネスを俯瞰にみて分析できるようにしていきましょう。

 

おすすめのフレームワークその3⇢SWOT分析

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いまさら聞けない!?SWOT分析【初学者向け】 - 戦略なき人生に、成功なし!

 

さきほどの3C分析でもちらっとでてきたSWOT分析をご紹介します。

 

SWOT分析は経営戦略や企画の現状分析によく使われるフレームワークです。

 

3C分析は見ての通りにシンプルですが結構掘り下げて考えるのに対してSWOT分析はシンプルで一般常識のように簡単に利用できるのが特徴のフレームワークです。

 

なので超絶有名なPDCAのように自分業務を見直すなどさまざまななな大小関わらず利用できるフレームワークなのでぜひとも法人だけでなく、個人でも活用をしていきましょう。

 

もうちょっとくわしく説明すると、SWOT分析は自社の内部環境と外部環境を総合的に分析を行い、自社のビジネスの機会を発見する為に必要になります。

 

  • Strengths:自社のもつ強み
  • Weaknesses:自社のもつ弱み
  • Opportunities:機会
  • Threats:脅威

 

S=StrengthsとW=Wraknessは自社の企業努力で改善できる「内部要因」です。

 

O=OpportunityとT=Threatは政治動向や規制、経済・景気・社会動向・技術動向・業界環境やユーザーニーズの変化などの自社でどうしようもない「外部要因」となります。

 

例⇢SWOT分析のやり方について

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まず一つ一つの頭文字の解説をします。

 

Strength:自社の強みは、技術力や運用経験など自社の強みを分析しユーザーがなぜ自社サービスや商品を利用してくれるのかを考えましょう。

 

Weakness:自社の弱みは、自社の弱みや苦手なことを分析し、それはコストやリソース何が足りていなく、情報の打ち出し方など自社の苦手な部分をできる限り抽出しましょう。

 

Opportunity:チャンスとなる外部要因は、自社のビジネスチャンスとなる環境変化、変化に対しての競合他社の動きなどを分析します。データをもとに小さいことでもチャンスとなりうる事象は存在するのでこちらもできる限り多く考えていきましょう。

 

Threat:脅威は、自社の強みをなくしてしまう危険性のある環境の変化や競合他社の動向などを分析します。こちらは外部要因となるので自社ではどうすることもできない部分になります。が、これらを知ることは新たなビジネスチャンスを抽出にも繋がります。こちらのOpportunityと同様にできる限り事象を細かく書き出していきましょう。

 

あとは表にこの様に書き出して分析していくだけです。簡単でしょ???

 

おすすめのフレームワークその4⇢4P分析/4C分析

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https://keywordfinder.jp/blog/marketing/4p-to-4c-marketing-mix/

 

まずマーケティングミックスというものがあります。

 

「企業のマーケティング戦略において期待している効果を引き出すために、様々なマーケティングツールを組み合わせた施策」のことです。

 

有名なものに4P分析と4C分析がありますので今回はそれをご紹介します。

 

まず4P分析とは売り手側の視点からみたフレームワークです。

 

商品やサービスの開発で検討しなくてはならない4つの要素「Product」「Price」「Place」「promotion」の頭文字を取ったものです。

 

product:製品は、これから販売しようと思っているモノの価値や商品・サービスの付加価値などを考えることになります。

 

Price:価格は、モノが売れるかどうか大きく左右する「価格」を検討します。

提供に際するコストや市場価格やライフサイクルなどを総合的に分析しましょう。

 

Place:流通は、商品やサービスを流通させる最適解(最適な答え)を検討します。

実店舗orネットでも変わりますし、コストも流通経路も異なりますので、どのような販売経路が最適か?どのようなユーザーにどうしたら最適な販売経路になるか考えましょう。

 

Promotion:宣伝は、最後にすぐれた商品・サービスであってもユーザーに認知してもらわなければその存在を知ってもらうことはできませんので、予算を考慮しつつ実店舗やネットでの広告やCMなど駆使して認知度をUPする必要があります。

 

これにもまたフレームワークがあり、AIDMA(アイドマ)やAISAS(アイサス)などがありますのでもし更に細分化して考えたい方は検索してみるのも面白いと思いますよ。

 

次は4C分析です。

 

4C分析は今度は反対側の買い手側の視点からみたフレームワークです。

自社の商品やサービスから消費者であるユーザーが得られるメリットを、

 

 

  • 「Customer value」顧客にとっての価値
  • 「Customer cost」顧客の負担
  • 「Convenience」顧客にとっての入手利便性
  • 「Communication」顧客とのコミュニケーション

 

の4つのCの頭文字から分析するフレームワークになります。

 

Customer value:顧客価値は、商品のサービスがユーザーに対してどのようなメリットを提供できるかを検討し、ユーザーの価値に商店をあてて考えていきましょう。

 

Customer cost:顧客コストは、ユーザーの負担がつきものですので、高すぎない安すぎない適切な価格決定を市場価格や売れ筋商品の価格から検討して分析しましょう。

 

Convenience:利便性は、商品やサービスから得られる利便性を検討します。

利便性は人気商品であれば入手困難でも売れますし、多いから安定して売れる訳でもないので扱う商品・サービスの価値にあった利便性を考えていく必要があるでしょう。

 

Communication:コミュニケーションは、最近ではSNSやお問合せフォームなどを活用してコミュニケーションを気軽に取れるようになりました。

 

なので事前に企業としてこれらを活用しエンゲージメントを向上させることができればビジネスの安定した既存顧客のリピートにつながるといえるでしょうね。

 

ぜひ、この4P/4Cで売り手と買い手の視点を元に事業の分析を行っていきましょう。

 

おすすめのフレームワークその5⇢STP分析

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売れる販促戦略には欠かせない!STP分析とは?|用語集|リコー

 

これはさきほどの4C/4P分析の売り手と買い手の情報を使って行えます。

 

STP分析とは、セグメンテーション(市場細分化)、ターゲティング(狙う市場の決定)、ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)の3つの英単語の頭文字から名付けられた分析法です

 

なので売り手と買い手の情報を知った上で行うと良いということになりますね。

 

STP分析は新たなビジネスを展開するにあたり、自社そのものや販売する商品・サービスの立ち位置を明確にすることに役立てることができます。

 

STP分析では、セグメンテーションで市場の全体を把握し、ターゲティングでその中から狙うべき市場を決定し、ポジショニングで競合他社との市関係を決定します。

 

ここで重要になるのが「ユーザー視点」を常に意識することです。

 

なので4C/4Pを行ったあとにSTP分析をすると有意義になるのです。

 

それではこのSTP分析のメリットも3つ箇条書きでお伝えます。

 

  • 顧客やニーズの分布を整理できる
  • 自社のプロモーション戦略を明確にできる
  • 他社との競合を避けられる

 

また最低限注意したいポイントもおなじく3つあります。

 

  • 市場へのアプローチが可能かを考える
  • 市場の大きさ・成長率を考慮する
  • S・T・Pのやる順番にこだわらない

 

です、それではSTP分析の解説していきますのでよろしくお願いします。

 

例⇢STP分析のやり方について

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まずはSTPそれぞれの頭文字の説明をしますね。

 

S:セグメンテーション

 

セグメンテーションは市場細分化することです。

 

ここでは「利用してもらいたいユーザー像を明確にする」ことです。

 

ターゲットが明確ではないと、誰の問題を解決したい標品サービスなのかがわかりません。

 

なので、「性別」「年齢」などをセグメントしてターゲットを明確にしましょう。

 

このように、さまざまなな指標を用いて市場を分けて作業することで、自社の提供する商品・サービスを本当に必要としているユーザーを明確にするのがセグメンテーションです。

 

また、専門的な部分になるのですがデモグラフィック(人口統計的変数)やジオグラフィック(地理的変数)やサイコグラフィック(心理的変数)やビヘイビアル(行動変数)などの6R、Realistic
scale(有効な規模)、Rank(優先順位)、Rate of
growth(成長率)、Rival(競合)、Reach(到達可能性)、Response(測定可能性)に更にセグメンテーションしていくこともやったりはしますがそこまでやると難解度が上がりすぎるのでまたの機会にしましょう。

 

次はT:ターゲティングです。

 

ターゲティングはセグメンテーションした狙う層に対して「分けた」ものを「絞る」作業です。

 

ターゲティングはおおきくわけると3つのパターンになりますので参考にして下さい。

 

1つ目は無差別型ターゲティングです。

 

これは路上でのビラ配りがこれに近いでしょう、また食料品などを市場を無視して同じ商品をすべての市場に提供するのが該当するでしょう。

 

ものによってはなになに農場のなになに産の直送販売とか例外もありますが、じゃがいもとか別にAのじゃがいもBのじゃがいもとかあんまりやらないのでこれに当たります。

 

2つ目は差別型マーケティングです。

 

これは複数のセグメンテーションされた市場にニーズにあった商品やサービスを提供する手法です。

 

複数の料金タイプの設定、似たジャンルの商品を機能を変えて販売するなどで、携帯電話の販売手法などがこれに該当したりします。結構多くの企業で採用されているものです。

 

3つ目が集中マーケティングです。

 

1つ、もしくはごく限られた市場に集中してマーケティングを行う手法です。

購入メーカーやニッチな商材を販売しているなどコアなファンを抱える企業によく見かける手法ですね、ミリタリ・サバゲーとかコミケとかインディーズバンドとかがこれでしょう。

 

次はP:ポジショニングです。

 

ポジショニングは、セグメントした商品やサービスで自社の立ち位置を決定する作業です。

 

ポジショニングは競合と比較する軸を持つことが必要です。

 

値段・品質・店舗数・販売チャネルなど多くの指標な中から必要なものを選び比較します。

 

ニーズがあっても大手がおおければレッドオーシャン(競争が激しい領域)です。

 

レッドオーシャンでも大手にはない要素で差別化できれば勝つことができるのです。

 

なのでポジショニングを明確化することで自社がどのように他社と勝負していけるのかを探ることが重要なのです。

 

ここで大切なことは「同時に多くの指標を比較しない」ことが大切になります。

 

当然沢山あると分かると思いますが頭野中がデータで溢れかえってしまい、本当に必要なデータを見落としてしまう可能性があるので1~4くらいの指標で考えていきましょう。

 

まとめにはいりますと、

 

  • セグメンテーション(市場細分化)
  • ターゲティング(狙う市場の決定)
  • ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)

 

順番は問いませんがこれらを分析すれば、新たなビジネスを展開するにあたり、自社そのものや販売する商品・サービスの立ち位置を明確にすることに役立てることができます。

 

ぜひ世の中の競合他社のに打ち勝つためにSTP分析も取り入れていくべきでしょう。

 

おすすめのフレームワークその6⇢ポジショニングマップとパーセプションマップ

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「ソーシャルメディアマーケター美咲」を読んだよ | TokyoHeadTerminal

 

まずポジショニングマップとは、さきほどの「ターゲットにとっての強豪と比較したときの自社製品の差別化ポイント、あるいは訴求ポイントを明確化にする」ことのポジショニングのマップになります。

 

ポジショニングマップはこんな感じのマップになります。

 

まずはこれらのKBF(購買決定要因)をこんな感じで評価します。

 

それから次はそれぞれの会社がどこにいるかを◯していきましょう。

 

これは図で見ると簡単なのですがKBF(購買決定要因)の決め方や縦軸横軸の決め方。

とてもむずかしいものなので正しいポジショニングマップを書くことは難しいです。

 

なので今回はこんな考え方もあるのか!!と思っていただければ良いと思います。

 

パーセプション・マップも似たようなもので、ブランドや製品に対して顧客が認識するイメージを2軸で表したものの知覚マップになります。

 

こちらも縦軸横軸設定が難解なのでこんな考え方もあるのかと思って頂ければと思います。

 

おすすめのフレームワークその7⇢バリュー・チェーン分析

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「バリュー・チェーン分析」の4つのステップ!事業のムダをなくして圧倒的な成長スピードを実現するフレームワーク – SimilarWeb日本公式ブログ

 

バリューチェーン分析とは、「価値連鎖」の分析という意味です。

 

このフレームワークでは事業を様々な活動に細分化し、そこから事業の競合優位となる源泉(=強み)を把握することで、事業戦略を考えるさいに協力な武器にするためのものです。

 

具体的には2にわけて考えていきます。

 

  • 主活動(製品が顧客に到達するまでの流れと直接関係する活動)

 

例:購買物流・製造・出荷物流・販売・マーケティング・サービス

 

  • 支援活動(主活動を支える活動)

 

例:調達活動・技術開発・人事・財務・会計

 

何のために分析するのかというと、メリットをジヤ及び他社に対して行う事で、外的要因などにより競合がどう動くかを予測したり、自社の強みを整理することができるからです。

 

それでは解説していきますのでよろしくお願いします。

 

例⇢バリューチェーン分析のやり方について

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まずは「主活動と支援活動が自社であるのか」を把握します。

 

これは業界によってぜんぜんかわってきますので今回は通信と小売で紹介します。

 

  • 通信業の場合

 

まず商材はインフラ構築です。WEBサービスやツールなどのプロダクトがここに当たるでしょう。次にプロダクトの販売するための営業活動を行い契約サービス提供が行われます。

 

そこで顧客から料金を徴収し、その後継続的に企業はアフターサービスを行います。

 

  • 小売業の場合

 

小売業の場合は「どのような商品を店に置くのか?」を考える商品企画からスタートします。そして実際に仕入れて、店舗運営をし、集客をを広告などで行い、販売し、その後アフターサービスなどを行います。

 

このように、業態によってバリューチェーンは様々なので自社がどのようなプロセスにあるのかを考えなければならないですが、この部分は後の強み、弱みの把握をより用意にするために利用するのでできるだけ細かくセグメントするのがポイントになります。

 

つぎに「各レイヤーのコスト把握」をしていきます。

 

先程の例では(商品企画)(仕入)などのレイヤーに分けてコスト把握をしましょう。

これにより収益性などをよりはっきり認識することができ無駄な部分が浮き彫りになります。

 

ここではexcelを活用してレイヤー(活動)を「年間コスト」「担当部署」を記入していくとわかりやすいでしょうね。

 

複数の部署があればそれぞれで行って合算して記載するようにしましょう。

 

それからこれらのデータをもとに「バリューチェーンの強み/弱み分析」を行いましょう。

 

ここでは自社の競合との強みと弱みを表に書き出し、できるだけ社内で多くの人に配布して書いてもらう方法をとりましょう。

 

少人数だと意見が偏ってしまいますので、ぜひとも大人数で色々な担当者によって異なる情報源から競合を分析し集約した1つのシートを作成しましょう。

 

最後がVRIOでの分析になります、ちょっと前に遡っていただきますとありますが、

 

VRIO分析ですがもう一度、簡単に一文で説明すると

 

  • 経済価値(Value)
  • 希少性(Reality)
  • 模倣(モホウ)困難性(Inimitability)
  • 組織(Organization)

 

経済価値⇢希少性⇢模倣困難性⇢組織の順番で分析するフレームワークです。

 

先程のレイヤー(活動)ごとに強みをこのVRIOに割り振っていきましょう。

 

それぞれの強みを◎は5点、◯は3点、△は1点、☓は0点など点数化しましょう。

 

すると企業のどこが弱くて強いかがわかるかともいます。

 

これらのデータをもとに制度の高い事業戦略を行って行くヒントを見つけるのがバリューチェーンになりますので、ぜひとも役立ててビジネスの事業戦略を考えていってみて下さい。

 

おすすめのフレームワークその8⇢5フォース分析について

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5フォース分析とは何か?ポーター教授考案、競争戦略フレームワークの基本 事例や図版でフレームワーク解説|ビジネス+IT

 

こちらも軽く説明しましたがもう一度実例を元にご紹介します。

 

これは「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」「新規参入業者の脅威」「第垓品の脅威」の5つの要因が業界全体の収益性を決めるという要素から分析して会社の経営環境を分析するために役立てることにも使えるフレームワークになります。

 

ここではマクドナルドを例としてご紹介していきたいとおもいます。

 

売り手の交渉力:ここではパンやハンバーグなどの原材料を供給する食肉加工業者や穀物照射などが交渉力に当てはまるでしょう、また店舗が2800以上あるので規模の経済が働くらしいです。マクドナルドは大量に仕入れており、グローバルな供給先を持つので価格交渉力が非常に高いです。

 

買い手の交渉力:ここでは一般消費者が当てはまります。一般消費者はマクドナルドからモスバーガーに変えても費用はかからないですし、価格や品質などの情報は十分に得る事ができ持っているので差別化された商品かどうかが収益を上げるカギとなるでしょう。

 

競争企業間の敵対関係:マクドナルドにとってはモスもロッテリアもフレもウェンディーズファーストキッチンバーガーキングドムドムもチェーンなど競争がいます。ただ業界の成熟を鑑みれば競争は激しくないと言えるかもしれません。ただファーストフード業界は市場は成長を基調しているのでそれも含めて考える必要もありそうですね。

 

新規参入業者の脅威:シェイクシャックやカールスジュニア、UMAMIBURGRRなど本場アメリカチェーンなども新規参入しているようですがマクドナルドの敵ではないでしょうね。

 

代替品の脅威:ラーメン・餃子・カレー・牛丼・寿司などファーストフードすべてが代替品といえるでしょう。またスタバ・タリーズなども軽食を出しているので代替品です。コンビニのお惣菜屋弁当も代替品の脅威といえるでしょう。

 

こうしてみるとマクドナルドは競合優位に寄与しているのがわかったりします。

こうやって5フォース分析すると自社の把握や他社との差別化ができるのでおすすめです。

ぜひ、競合との差別化戦略を会議する際などに役立てて進めていって頂ければと思います。

 

 

おすすめのフレームワークその9⇢AARRRについて

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【テンプレート付】AARRRとは〜サービスを成長させるための基本戦略|ferret

 

まず読み方はアーと読む見たいんです。

 

ネットショップなど会員を集め収益化を目指すWebサービスでよく見られる成長戦略です。

 

基本的には、アクセスを集めてそれから利用開始してもらい、利用率を高め、紹介制度で拡散し利益最大化を目指す、5つのステップの頭文字を取った用語です。

 

  • Acquisition:新規 ユーザー 獲得
  • Activation:利用開始
  • Retention:継続利用
  • Referral:紹介
  • Revenue:収益化

 

それではそれぞれの解説をしていきますのでよろしくお願いします。

 

例⇢AARRR分析のやり方について

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1つ目のA、Acquisitionは「アクイジション」と読みます。

 

新規のユーザー獲得という意味になります。

 

ここではユーザー比率を指標としてみるケースが多いようです。

 

会員登録するメリットなどをしっかりと目にとまる位置に載せていくなどがあるでしょう。

 

2つ目のA、Activationは「アクティベーション」と読みます。

 

利用開始を意味しています。

 

利用をしてもらわなければはじまりませんので、登録からどのくらいの期間でどのくらい利用されているかの指標を設けて、操作説明や使いやすさ(UXUI)などを改善するといいでしょう。

 

1つ目のR、Retentionは「リテンション」と読みます。

 

ここでは継続利用をして貰う必要があるのでプッシュ通知やメルマガなどを行いましょう。

 

2つ目のR、Referralはリファラルと読みます。

 

紹介という意味だそうです。

 

なのでSNSのシェアなど紹介のしやすさや紹介したくなる仕掛け(キャンペーン)などを指標として挙げて分析すると良い部分になります。

 

最後のR、Revenueでレベニューと読みます。

 

これは収益化という意味です。

 

ここでは1件当たりの顧客単価や時間、利益に関わる部分が指標になります。

 

これがAARRR分析となります。

 

このAARRR分析は「Dropbox」「Airbnb」なども活用しているフレームワークです。

ぜひともWEBでサービス展開を主軸として活動しているIT系の企業は活用必須でしょう。

 

フレームワークはまだまだ沢山あり、会社の数だけ無限大だ!!

matome


 

いかがでしたでしょうか!!まだまだ沢山あり細分化でき可能性は無限大です。

どれでもいいので気に入るフレームワークが見つかって頂ければ幸いでございます。

 

またいっぺんにやる必要は全くないのでできそうな役立ちそうなものから着手して

自身のビジネスに個人・法人問わず役立てていって頂ければと思います。

 

かなり長文になって申し訳ないですが最後までお読み頂きありがとうございます。

 

ではまた…

 

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