【お笑い史から学べ】お笑いこそが人生の幹だと私は思う
あなたはお笑いをどう思っていますか?
チャラチャラしている印象をお持ちの方も
衰退にあり、時代遅れと見る方もいるでしょう
今回は色々な思いがあるかもしれませんが、お笑いから人生の幹(かん:物事の主要部という意味)を学びたいといった趣向の記事です。
私個人としてはビジネス的にも人生的にも色々学べる分野であり、もし私がもう一人いるのであれば芸人になりたいと思うくらいお笑いが大好きでもあります。
ぜひお笑いから学びたい人はご覧下さいませ。
【歴史から読み解く】お笑いとは何なのか?
それではまずお笑いの歴史から読み解いていこう。
以下では古代から2010年までをお話しています。
をWikiの情報をもとにお話していきます。
ぜひビジネス的にも歴史から読み解いていき
人生にも活かして頂ければ幸いでございます。
【歴史から読み解く】古代の古事記と説話
古事記がお笑いの元祖だと言われているそうです。
古事記は日本最古の歴史書と言われており、元明天皇へ献上されたものだそうです。
また出雲神話重視されており上中下で構成されている書物で所謂神々の世界から天皇までの歴史書物的な立ち位置の様に私は勝手に思っていますね。
要は庶民が文字を読み書き出来ない時代ですからお笑いは天皇などの身分の高い人達だけが楽しめるものだったのだと言って間違えないでしょう。
古事記自体はそれゆえに漢字で当然すべて書かれていますし内容もとても難解ですし彼らの暇つぶしだったのだと勝手に思っておりますしお笑いの元祖でしょう。
次に説話(せつわ)ですが、これは所謂昔ばなし的なものを指しており、やや文字が読める階層のやや庶民まではいきませんが娯楽感が強まったものと言えるでしょう。
有名なのだと、桃太郎や一寸法師やわらしべ長ざやかちかち山などいわゆる絵本になっている系統のものです。
難しい物も当然中にはあり、今昔物語集や今物語や宇治拾遺物語などの難解な文学性の高いものもあります。
この時代は今の簡単なお笑いではなく身分の高い人たちの知的好奇心を満たす様な現代での文芸寄りでしょう。
【歴史から読み解く】散楽/猿楽それが能/狂言へ
散楽は物真似や軽業や曲芸や奇術や幻術や人形まわしや おどりなどの娯楽的要素の濃い芸能の総称です。
これも身分の高い人たちに対しての宴(うたげ)などでの振る舞いごとのように私は解釈しています。
猿楽は私がみるに散楽の少人数版といいますか、より濃密な能や狂言へと繋がる基となるものに思えます。
余興や神楽の場での新しい文化流れだったのでしょう。
それが進化して能と狂言となり、まだ全然敷居が高く厳格なお方しか見れない状況となりますが、お笑い要素が恐らく強くなりセリフ回しが面白くなりました。
能はお面ありで、狂言はお面なしが多いそうです。
まだまだ敷居が高いですが、のちに歌舞伎などにも繋がり大衆化しますのでそれの元祖的な立ち位置でしょう。
【歴史から読み解く】笑話本や滑稽本、歌舞伎や文楽、落語の成立、諸芸など
まずは笑話本ですがこれは単純に「下ネタ」的なものや笑い話や冗談の類のもので今でいうギャグ漫画や都市伝説的な類のものでしょうか?
やっと大衆が文字を読める人もいる時代になっていますからここから歌舞伎や文楽なども流行り出します。
歌舞伎はご存知の通り、傾く(かたむく)→傾く(かぶく)が「かぶき」になったと言われているようです。
色々種類はありますが、完全に散楽が猿楽になり、能と狂言が大衆化が進んで歌舞伎まで来たわけですね。
今で言うところの映画館的なもので勧進帳や助六や暫などの人気な演目などが有名で親しまれています。
が、ややハードルが高く1演目が長いので現代にはややお忙しい現代社会には合わないとも言えるでしょう。
文楽は人形浄瑠璃文楽のことで、そのまんまで人形での劇場での人形劇のことと言えるでしょう。
今でいうトイストーリーなどもこの頃の流れをCGなどの技術革新で進化させた類と言えるかもしれません。
次が落語で、落語は江戸時代頃なのでかなり最近に近づいてきましたが、これは「落としばなし」のことです。
要は今ではお笑いでは当たり前な「オチ」をつけるお話しの走りでしょうね。
歌舞伎や能楽などでは衣装や小道具や音曲などが必要になるので予算もかなりかかるでしょうが、こちらは扇子と座布団と簡単な羽織ものさえあればできます。
会場も全然1R程度の空間でもできるので、おこがましいですがYouTubeがまさにこれでしょうね。
テレビがYouTubeになるのはこの頃の流れと全く同じ流れと言っても過言ではないかもしれませんね。
他にも漫才ではなく萬歳などの設立や講談なども私かにこの頃から生まれ出していたとのことです。
【歴史から読み解く】近代:軽演劇の落盛編
その後に軽演劇が隆盛(りゅうせい)しだしました。
今では親しまれている劇場などができ出しましたね。
などストーリー重視のメッセージ性よりも娯楽性を重視している喜劇でのコント要素が含まれるものになる。
今でいうYouTubeでのドッキリなどのややストーリーテイストの奴やTikTok的なニュアンスかもしれない。
いや、違うかもしれませんがwよりカジュアルですね。
この頃に色んな劇場ができたからこそ、今のお笑いの会社があり文化がありテレビが流行った訳でしょうね。
【歴史から読み解く】レコードとラジオの始まり
遂にレコードとラジオの時代がやってきましたね。
これによってより一層お笑いは大衆化というか家でも楽しめる時代になりました。
ラジオをひねれば、落語や浪曲や漫談が楽しめる、萬歳は漫才となりよりカジュアルにより楽器や衣装に縛られないカタチへとカジュアル思考が強まりましたね。
まあテレビの映像化へとシフトする前の以下に音声で見せるかが重要な時代なので古代中世近世の流れも含みつつ現代的な漫才や作家さんによる演出なども始まる。
【歴史から読み解く】新喜劇映画の誕生と興隆
いまでいうコメディ映画のことですね。
この頃はまだテレビがありませんから、ラジオで音声を自宅で楽しむかもしくは映画を見に行くかしかない。
なのでメディアはラジオと映画のみ、なので映画は近代の軽喜劇のトップスターを起用して莫大な予算をかけてテレビ誕生普及まで賑わしたという感じでしょう。
当時は映画館を電気館と読んでいたらしく東京の浅草まで赴いて劇場にて映画専門で行ったらしいです。
まあ音声より映像がいいのは当然の流れなので文明の力に流されるがまま流されて進んだといった所しょうか。
他にもこの頃はわらわし隊と呼ばれる慰問して派遣演芸団を作って派遣先でお笑いをするという趣旨でしょう。
慰問とは、訪ね慰めることなのでお笑いがどういう形で慰問して役に立つのかは知識不足でわかりません。
ただ、お笑いがこう言ったことを日中戦争時に行なっていたということはお笑いの力強さを感じますよね。
【歴史から読み解く】現代・テレビ時代
ここからは知っている人が多いのでサクサクっとさらにダイジェストにお送りしていきたいとおもいます。
1953年頃にテレビ局が開局し出して近代の軽喜劇の頃の人たちやラジオ放送時代の人たちがテレビにまずは出出して実力者たちがテレビを設計し出しました。
それから高度経済成長期に近づいていき、時事コント番組や歌や踊りなどを取り入れた音楽バラエティが開始。
「男はつらいよ」の渥美清さんや、E.H.エリックさんや「徹子の部屋」の黒柳徹子さんなどが出出しました。
次が寄席芸人(よせげいにん)の進出などが始まり落語家や大喜利や演芸ブームの走りが始まります。
まだ軽演劇の流れの喜劇映画は当然人気なので、超大作な喜劇映画(コメディ映画)なおどもヒットしてました。
しかし流れは演芸ブーム(第一世代)に入ります。
景気後退がこの頃しているので予算はありませんしコストカットがあ当たり前の時代なので軽演劇は厳しい。
映画を撮るにもお金もなく傾斜の動きが加速します。
なので喜劇映画は予算の兼ね合いや映像が大衆化してしまったので日本映画(邦画)が弱くなったのでしょう。
それにテレビって毎週必ず見るの難しいので喜劇的なシリーズ形式だとどうしても共時性と即時性がテレビ的に劣るなどもあり淘汰され出したのかもしれません。
なので第一世代が始まり、「笑点」「お笑いタッグマッチ」「お茶の間寄席」「対象テレビ寄席」他多数の作品がうまれ有名なお笑い芸人が誕生しまくります。
続いて第二世代が起こり、MANZAIブームがやってきまして、第一世代がやり尽くした感があり、砂漠化現象と呼ばれる時代でもありますが、劇場で鍛えに鍛え抜かれた技が炸裂しMANZAIが脚光を浴びた時代です。
「THEMANZAI」「クイズ漫才グランプリ」「お笑いスター誕生‼︎」「ザ・テレビ演芸」など見たこともある聞いたこともある今もよく見る世代も多い時代ですね。
この時代にツービートとか明石屋さんまさんとか志村けんさんとか竹中直人さんとかでんでんさんとかコロッケさんとかタモリさんとか多く有名芸人が生まれました。
次が第三世代ですが、この時代はビッグ3の「タモリさん・明石家さんまさん・ビートたけしさん」の時代。
でも負けじと「とんねるずさん・ダウンタウンさん・ウッチャンナンチャンさん」なども出だした頃ですね。
番組だと「ガキ使」「とんねるずのみなさんのおかげです」「ごっつええ感じ」「ウリナリ」「うたばん」等
次が第四世代でここからはひとりの芸人がスターとというよりはひな壇かというかセグメンテーションとうか。
要は番組単位で盛り上がる人気番組のスター時代!!
「ボキャブラ」や「電波少年」や「ナインテイナインのロケの多様化」の時代でコント番組は減りました。
より差別化差別化を進めていきタレント感が強まり、より身近かに同世代に親近感を求められた時代ですね。
なので時事ネタを得意とする「爆笑問題」や、親しみやすい「よゐこ」や共感しやすい「千原兄弟」、ヤンチャな先輩感のある「ロンドンブーツ」さんなどなどが評価され親しみやすい親近感を得られる人が流行りました。
次は冬の時代の第五世代でこの時代は若手の発掘が求められており「新しい波8」が本気で行われました。
それにより「キングコング」をメインキャントとした「はねるのトびら」がスタートした時期です。
他にも発掘系として「M-1」「R-1」「キングオブコント」「エンタの神様」「爆笑レッドカーペット」などのネタ見せ番組などがかなり流行った時代と言えます。
またピン芸人なども評価されだした時代で「あらびき団」や「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」なども行われた時代とも言えそうですね。
次が第六世代でもおうニコニコ動画やYouTubeの時代が来ていますので「テレビ離れ」が加速した時代です。
また規制が強まった時代なので、コンプライアンスが叫ばれだした時代でもあり低迷していきました。
一応「M-1」が復活したり「THEMANZAI」が復活したり、「ENGEIグランドスラム」が行われたり、「水ダウ」が始まったりしますが全盛期には程遠いです。
テレビはシフトしだしAmazonPrimeやAbemaTVなどの規制がほぼ入らない番組も今日では増えております。
一応第七世代と呼ばれる「ゆとり世代」の平成生まれによる世代もありますが、ヒットは個人的にはいません。
「霜降り明星」や「コロコロチキチキペッパーズ」「ゆりあんレトリィバア」「ブルゾンちえみ」などと言われていますが知らない人も多い名前ばかりでしょうね。
以上で【歴史から読み解く】
のお話しは終わりとなります。
つぎはこれらを踏まえての人生の幹の話に入ります。
人生の幹はお笑い史から学べると私は思います。
やはり人もそうですが人生において最初は神から産み落とされて母の肉体から生命が誕生するとして。
その後、純粋に遊びとして散楽や猿楽や能や狂言のような基礎となる歩みを経ていきます。
その後発展を遂げ、人生で言えば高校生頃からちょっと応用の聞いたことにチャレンジするでしょう。
そして大学ではより、それらのことを影響力を近代のお笑い史のように社会人としての進路を決めます。
その後は現代のテレビの時代の様な様々な流れるがあるかとおもいます。
どんな職業でも会社にはそれぞれ歴史があり、それぞれの業界ごとにお笑い死の様な歴史があるでしょう。
お笑い業界だって元々は高貴な敷居の高い身分の人しか読むことができない時代から、大衆化が進んでいき、書籍になったり絵本になったり、それがメディアとして映画になったり、ラジオに場面を映したりしております。
そうなんです、時代は移り変わっていくものなのです。
- 古事記や説話の限定的なクローズドの時代
- 散楽から猿楽、能と狂言の祝いの場の時代
- 歌舞伎や落語などの会場での大衆化の時代
- 軽演劇やレコードやラジオの個人化の時代
- テレビで誰もが当たり前になる情報化時代
- それが世代を受け継いで衰退していく時代
そして令和元年遂に5Gが始まろうとしている。
時代は否応なしにも進んでいって待ってくれません。
人生も同じでどんなにその環境が愛おしくても学生時代は終わり、親元を離れ自立し会社だって部署や管轄も異動という形でかわり、会社も簡単に潰れ移り変わる。
そのうちAIやロボットにより人間の生活圏はどんどん奪われていき使う側から使われる側になるかもしれない。
でも人生においてできることは“進む”ことだけです。
お笑いだって喜劇映画は全盛の時代もあれば衰退の時代もありますし、もっと古いものだと古代中世近世の舞台を中心とした時代だってありました。
ラジオだってレコードだって、TVやiPod奪われ、そのTVやiPodだって、スマホに全て奪われました。
今自宅にラジオとレコードとTVとiPodがない人の方が多い時代になり、スマホだってそろそろ衰退です。
それでも今、お笑い第五世代のキングコングは「オンラインサロン」を西野亮廣は手掛けていたりします。
相方の梶原雄太さんはカジサックとして「YouTuber」として150万近く現在登録者数を叩き出してます。
ベテランのダウンタウンの松本人志さんや、今田さん東野さんなどは「Amazon prime」で新しいメディアに進出したり、オリエンタルラジオの中田敦彦さんも「YouTube大学」という学びの分野で挑戦している。
人生、大きく儲ける時期や全盛期ももちろんあります。
でもその余韻に浸り続けて生きていられるほど世の中は甘くないといっても間違い無いと私はおもいます。
私だって常に新しいアンテナをはりWEBライターとしてできることを全力でやり世の中に訴えています。
元々私が販売員として営業マンとしての人生で止まり続けていたら見えるはずのない世界が今あります。
もちろん人生の安定性で言えば 会社員の方が安定しているという見方もできるかもしれませんが、AIやロボット、SaaS、PaaS、IaaSなどの新しい時代の流れでは雇用の人々のリストラは時間の問題でしょうね。
なので私にとってはそのままあぐらをかいて会社員でいる方がリスクだと今は確信を持って生きています。
2019年現在という見方ではなく、5年後10年後を見据えた動き方求められるのが人生だと私はおもいます。
ぜひ皆さまもお笑い史を参考にしていただき人生の歩み方を進めていかれてはいかがでしょうか????
ではまた…