【擦り付け社会】忙しいフリが得意な日本社会の闇の話
あなたは忙しいフリを毎日していませんか?
また、忙しいことを日々是としていませんか?
今回はそんな忙しいフリが大好きな日本の闇を話す内容となっていますし、企業や国民性についても話します。
結論から先に述べてしまいますと、忙しいフリをしても世の中は良くなりませんし、根本的解決になりません。
ぜひ今回の内容を読んで頂き今後を考えて見て下さい。
【擦り付け社会】誰かのせいにして責任転嫁をする
学生時代からそうだとは思いますが、日本人の体質として「責任転嫁」をするひとたちが非常に多いのがある。
例えばやりたくない委員会の係りなどを優等生と呼ばれる人や断らなそうな人に押し付けて自分は逃避します。
逃避したうえで、その人がその役割を真っ当に行えなかった場合や、ミスをしてしくじってしまった時などには、無茶苦茶誹謗中傷をしてディスりまくります!!!
まさに「責任転嫁」ですが、大人になってもそうです。
すごい勉強をして官僚になった人や、政治家になった人を担ぎあげる時は担ぎあげるのに、少しの法改正や誤った選択をすると無茶苦茶な誹謗中傷をして責め立てる。
これは何も国政だけの話ではなくて、会社員でもぜんぜん日常的に存在していて、リーダーや管理職と呼ばれる人達に何でもかんでも押し付ける節が根強くあります。
また、メンバーシップ型雇用と呼ばれる方法で、人を雇い入れるのが日本の雇用の仕組みなので、かんたんにクビにも出来ませんから延々と「無能」→「有能」への仕事の押し付ける仕組みが改善されない状態になります。
結果として「耐えられる有能な人」だけが疲弊しながらも従順に会社に忠誠心をもって日々を過ごしていき、「耐えない有益な人」は早々に転職や独立起業をする。
結果として、「耐えられる有能な人」と「責任転嫁大好きな無能な人」だらけの生産性の低い企業だらけです。
日本の生産性が低いと言われるのは当たり前な話で、かんたんな話「仕事の出来ない無能」はクビにして、「有能な人」がお互いの利点や欠点を活用し合える環境!!
それを作らない限りは「責任転嫁」を辞めない限りは日本の景気がよくなることは無いのが現状の問題ですね。
【擦り付け社会】給与サブスクが機能しすぎている
日本は「給与システム」が出来すぎていると思います。
こんな私も世間様の感覚を失わない為にも年に数回短期バイトをして、会社員の労働感覚を肌感で感じるような取り組みを個人事業主になってからもしておりますが…
いつも思うのですが、全然やる気のないミスばっかりをしでかす無能なサボり症の社員と、しっかりと120%のチカラで進捗管理もバッチリな社員が「同じ給与」で「同じ時給」は私には異常としか思えてならないです。
海外で主流なジョブ型雇用が「万能」とは私は思ってもおりませんし、メンバーシップ型雇用が「ダメ」とも私は思っておりませんが、そういう「給与テーブル」は会社員からしたら「最高」の機能として存在してますが…
日本の将来的に生産性をあげていきたい!或いはもう一度GDPを1位に向けて動いて返り咲きたい!と思っているのであるならば、給与のシステムをイノベーションしていかないと「日本はダメになる」とさえ思います!!
こんなのは小学生でもわかりますが、全然頑張らなくても「手取り20万円」も貰えるなら、有能な人であればあるほどやる気が低下して、「楽な方が良い」という雰囲気が加速して、「コミュニケーション(サボり的な意味合い)」へと興じて、生産性はだだ下がりになる。
たぶん色々と国内の生産性が低い理由はあるのですが、わかりやすいのがコレだと私は思っておりますから、ぜひとも新しい給与システムを自社なりに考えるべき!!
私なら「ランク制度」を導入したいと思いますね!!!
これは、「ランクアップ試験」を用意して強制的に毎年試験を行い年に1回ランクアップを目指して頂きます。
その試験はそれぞれの適性診断的な要素もあり、向いていない人は辞めてもらうような「転職」の打診や、「退職」となる材料集めなども兼ねていたり、もちろんやる気のある人たちの「スキルへの配当」「給与最適化」などのニュアンスまで含めた「ランクアップ試験」です。
また、基本的には「あがるだけ」の仕組みとしてこの制度を導入して、もちろん他分野他部署に行く時は「任意同意有りき」で異動を伴う場合はリセットがされます。
この制度のおかげで「有能な人」に適正な給与を払い、「無能な人」には辞めてもらうという流れが出来る。
正直惨いと思う方も多いと思いますが、世界のスタンダードで活躍していくには、1度は「ジョブ型雇用」の仕組みを試していく必要がありますし変化が必要です!!
もう考えている時間はありません。行動するしかない。
【擦り付け社会】今が下請け体質を脱却する時です
今回の話は何も「学生」や「社員」に限った話でもないですし、企業の「下請け体質」等にも言える話ですね。
私はWEBライターをしていて「クラウドソーシング」という仕組みを使ってお仕事をしたことがあるので、日本の下請け体質はよーく肌身で感じてきたわけですが…
日本の企業は「価格競争」に入っていくことを好む傾向にあるというか、その選択も間違いではないのですが、どんどんそこに歩んでいってジリ貧になっていきます。
私が体感した事例で話すのであれば、大手の文字媒体のWEBのメディアがまずは"1次募集"をかけたとします。
それを大手の委託会社が受け取り、今度はその大手の委託会社が単価を安くして"2次募集"をかけるのです!!
これもエグいですが、こんなもんじゃなくて、さらにディレクションをするフリーランスのWEBライターの人がそれをうけとり、更に単価を安くして「文字単価0.5円5000文字」で2500円(源泉徴収別途徴収)とかで「クラウドソーシング」での"3次募集"をかけます。
こんな感じで、殆どの日本企業が下請け体質を好んで「中抜き」を行うのが日本企業にあり悪しき文化です。
この「中抜き」はしたくなるのは非常にわかりますし、これをすることによって「利益率増」したいのもわかるのですが、結果として「稼げない業界」になっていく。
わかりやすいのが「飲食業界」で、下請けや中抜きをしまくった結果として「500円ランチ」などが生まれて…
利益率が雀の涙程度の小学生のお小遣いレベルの利益率で高回転率が必要でサービス残業しないと回らない業界体質が強くある「彼らは一寸先は闇」な業態となった。
こんなことをしているから、素晴らしい日本食の文化が世界に広まらないですし、本当であれば「高単価」で「海外進出」して「世界展開」も出来る日本食文化が…
誤った「すし」「らーめん」の認識で世界に広まってしまっておりますし、逆に言えば「すしとらーめん」くらいしか世界で認知されていない残念な状況下なのです。
ぜひ国内で「中抜き」とか「下請け」とかは、令和時代でやめて、明るい職人やクリエイターを守っていこう!
【擦り付け社会】個人が声をあげることがすべて!
私は個人事業主としてこうして声をあげていますが…
別に正規雇用でも非正規雇用でも関わらずに声はあげていくべきだと思いますし発信はすべきだと考えてます。
最近ではFacebookやTwitterやInstagramやTikTokやSnapchatやYouTubeやtumblrなど沢山のサービスがありますので、自分なりのメディアを選んで発信する。
その声は一見すると「小さい声」に感じるがしれませんが、ちゃんと習慣的に発信を続けていれば届きます!!
べつに何百万フォローとか目指さなくても問題ありませんし、大切なのは理解者と出会う機会創出にあります。
世の中は沢山の会社以外の人たちも居ますので、社内外問わずに「意見を持つ」ことが今後は重要になります。
ただ、注意したほうが良いのが「詐欺師」や「マルチ」や「情報商材」や「怪しい勧誘」なども存在するので…
そういった「フェイク」に騙されないような「疑う技術」も同時に必要になりますから学んでいって下さい。
また、機会があれば「疑う技術」に関しましても1個の記事として執筆するかもしれませんのでご期待下さい。
その「疑う技術」や「意見を持つ」、その「小さな声」が今後の令和時代においては最強の武器となります!!
ぜひ発信活動は、大なり小なり確実に行ったほうが将来的な財産は増えていくと思いますし、ぜんぜん金融資産以上の価値を将来的に持つことにも繋がります!!!!
この戦いは会社員を辞めて独立した後も勿論付き纏う類のお話しですし、経営者になっても向き合う問題です。
その後は下請けをしなかったことで、中抜きをしなかったことで、ランク制を導入したことでも問題が出ます。
でも「何もしないよりは何かした方が良い」というスタンスをモットーとして行動をしたほうが良いでしょう。
何せ、令和はVUCA時代と言われている時代で…
- Volatility(変動性)
- Uncertainty(不確実性)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性)
が付き纏う先の見えない時代なのですから。
誰も先の読めない時代だからこそ、問題をそのままにしているのではなく、ぜひ自分の頭で考えて改善しよう。
結局自分の人生を成功に導けるのは自分だけですから…
ではまた…