ホームレスもおおさまは同じ人間だという話 みんな仲良くして欲しくて悔しいです!
最新作『ヒミズ』で園監督が吠えた! 「震災背景なくして撮り続けることはできない!!」【最新シネマ批評】 – Pouch[ポーチ]
この前、『ヒミズ』という映画を観た。
園子温が監督を務めた漫画原作の作品だ。
ヒミズではくずな両親を持った中学生の恋愛を描いたものだ。
染谷将太が演じる[住田祐一]クズの子(男)
二階堂ふみが演じる[茶沢景子]クズの子(女)
の普通じゃない子が普通を手にしようと足掻くストーリー。
公開当時は2012年ということもあり
震災復興の意味もあって原作とは違い救いのある結末を迎えている作品となっている。
なので、原作ファンからは否定的な評価をされていたりするが、時代背景を考えると当然の改変配慮といえるであろう。
今回はこの作品を元にホームレスとおおさま、身分や階級の差について考えていこうと思います。
- 世の中には住田や茶沢などがどこにでもいる!!
- 大統領や総理大臣、王様は決して神ではない!!
- 住田!頑張れ!普通の難しさを痛感した映画
- ホームレスもおおさまも同じ人間だ!!
- 総人類エンターテイナーであれ
世の中には住田や茶沢などがどこにでもいる!!
住田は虐待する親をもった中学生だ。
毎日、両親から「お前いらないんだわ」と酔った父親に保険金目当てで言われ続け、結果として親を殴殺してしまう。
世の中には普通に行きたいのに普通に生きられず、結局自殺を決断してしまう人が世の中には大勢いるのだ。
もちろん、人を殺害してはいけないのは法律で禁止されてるし、倫理観として受け入れるわけにはいかない。
ただ、このヒミズの主人公の住田の様な選択を100%誤った決断かと言うと決して許される行為ではないが個人的な心情としては心中を察することはできる。
茶沢に関しても劇中では描かれていないが、茶沢の両親も虐待やネグレクト、結末としては親が用意した処刑台での首吊り自殺が待っている。
決して救われる結末は用意されてはいないだろう。
住田も茶沢も報われないが世の中にはこんな人が溢れているのが実情だ。
実情はもっと過激だったり、残酷で立場が逆な場合や餓死まで追い込まれるケースなど多岐にわたる。
これは日本だけではなく、世界中にこの様な事例はありふれて近くのよくある民家の中で起きている現実だ。
大統領や総理大臣、王様は決して神ではない!!
世の中では役割(役職)=偉い
と勘違いしているひとが多い。
世の中では必要であればあるほど役割(役職)がつく。
それは希少なポケモンを大切に育てる様なものだ。
また伝説のポケモンの様に最初からある程度 初期ステータスの優れているひともいるであろう。
ただ、希少であっても初期ステータスが優れているとしてもそれが偉いわけではない。
すごいだけで偉いわけではないのだ。
同じ会社で社歴を重ねたとしても、役職があがり管理職についたとしても新規事業をまかされてもだ。
なので希少性の高い、大統領や総理大臣、王様になったとしても民意の反映がなされ降ろされるケースもある。
偉いと凄いをしっかりと理解し謙虚に生きるべきだ。
ただ、それができていないorわかっていないひと、また忘れてしまったひとor忘れたふりをしているひと。
ほとんどの人が本質と掛け離れた生活をしているのだ。
今一度原点に立ち返り胸に手をあてて生きるべきだ。
これは何も企業の話だけではない。
家族という小さい組織においても同様だ。
ぜひ立ち返って振り返るのもいいのでは無いだろうか。
住田!頑張れ!普通の難しさを痛感した映画
ヒミズ【感想・レビュー】「気持ち悪い」のは狙いか、失敗か。 - 素人目線の映画感想ブログ
人生において住田のような環境におかれていたことがある或いは、おかれた経験がある人とそうでない人で評価が分かれる作品だ。
この普通を手に入れる難しさは普通を手にしている人間や当たり前に揃っている人には理解できない。
理解した気になることはできるが、理解する前に哀れみの目でこの作品を見てしまうだろう。
中には映画レビューサイトにも嫌悪を示すような評価や感想を書かれた人も多い。
私が思うに普通とはなんだろうかと思う。
- 両親が揃っていること?
- 世帯年収が400万位あること?
- 持ち家に住んでいて健全である?
- 衣食住がすべて揃っていることか?
- 母方や父方の家系に問題がないこと?
- 借金をしていない、貯蓄があることか?
人生における普通とはたぶん自分の人生でのステータスを基準とした平均のイメージでしかない。
例えば金持ちであってはたから見れば裕福そうな家庭でも家庭内虐待やDVなどで疲弊している家庭もあるだろうし。
普通の所得であって何不自由なさそうな家庭でも実は借金で首が回らない状態を騙し騙し生きていたりと闇はすぐ近くにある。
現状にそれらの問題がないにしろ、それらは本当にみじかに存在しているだろう。
ホームレスもおおさまも同じ人間だ!!
なので本題に入ると身分や生まれなどの違いによって初期の状態は異なるが人生のロードマップ(人生設計)によっては天地が翻る。
ホームレスから大企業の長者番付にのるような話も世の中にはあるわけだ。
逆も然りでスキャンダラスな事件が起こりおおさまが国民に処刑されてしまうこともある。
なので役職や身分や今置かれている環境に甘んじることなく
“今を生きる(考えて常に今日を行動をする)”
ということが何よりも大切と言えるだろう。
人生における正解が仮にあるとすればそれは今を生きて考えて人類として歩むことだろう。
一寸先は闇なこの世の中で生きるには他社に他責の念をぶつけるのではなく、自身の弱みや強みバグの法則に目を向けて生きるべきだ。
自身の弱みと強み!バグの法則とは?
バグの法則とは!!
バッド(bad)とグッド(good)の法則のこと
いい面とわるい面を両方伝えることで人は納得してそれを受け入れることができる法則だ。
よく民間の企業では採用時にいい面ばかり、福利厚生や労働環境の充実を伝えるが、実情は違う。
実際入れば福利厚生は違い、労働環境は劣悪でパワハラやセクハラモラハラに耐える日々だ。
そんな日々に嫌気がさして転職や離職が生まれる。
世の中ではこのようなグッドだけの提案が多い。
そんな世の中でバグの法則はとても有益な法則と言えるであろう。
例を上げるならBOOKOFFなどがわかりやすいだろう。
あらかじめ中古であることを前提としている。
だから品質に多少の傷や汚れや支障があってもそれは受け入れられるしコスパに優れているのでむしろ感謝して購買をされるだろう。
これは何もビジネスにだけでいれる話ではない。
例えば両親が子供を教育するためによくメリットだけを伝えることがしばしばあるだろう。
「いい大学に入ればいい就職先に入れるんだから勉強頑張りなさい」
などと子供に言うが本質はむしろ”バッド“の方にあるのではないだろうかと思うのだ。
「日本は学歴社会だから良い大学に入らないと足切りと呼ばれるものによって就職先の選択肢が狭まる、また学力は選択肢を広げる為に必要なので勉強しないと見下されることが人生で多くなるよ」
っとデメリットを先に提示したうえでメリットも伝えると子供もきっと納得感を持てるだろう。
でも私はそれだけでは足りないと思うのだ。
総人類エンターテイナーであれ
人と人との交わり、会話によるコミュニティーのありようには今後はエンターテイメント性が必要不可欠のように私はかんがえている。
どういうことかというと、上記でお話した
“バグの法則”だけでは不足していると思う。
大切なのはそれプラスでエンターテイメント性が必要なように私は考えているからだ。
良い情報を提示して
悪い情報も明かした上で
面白みを感じてもらうこと。
これがこれから必要になるものだと思う。
例をあげると先程の大学受験の例では
「いい大学に入ればいい就職先に入れるんだから勉強頑張りなさい」
「日本は学歴社会だから良い大学に入らないと足切りと呼ばれるものによって就職先の選択肢が狭まる、また学力は選択肢を広げる為に必要なので勉強しないと見下されることが人生で多くなるよ」
「それに勉強は楽しいのよ、ほらあの道端に咲いている綺麗な花、あの花の名前を知っているかしら?あれはアネモネという花なのよ!あの花の花言葉はとても素敵なのよ!!
「アネモネ」の花言葉は「あなたを愛します」「はかない恋」。 白いアネモネの花言葉は「真実」「期待」。 紫のアネモネの花言葉は「あなたを信じて待つ」。 赤のアネモネの花言葉は「君を愛す」。
こんな具合で女の子に話してあげればモテるかもしれないわね♪だから勉強した方が人生において有利に立ち回れるのよ!だから勉強した方が良いわよ♪」
といった具合にちょっとだけそのバグの法則とエンターテイメント性を付加したあげるととても魅力的で勉学が楽しく感じられるだろう。
このようなことを細分化することによって子供や新入社員の知的好奇心を刺激するのが教育においてはとても必要なことだと思います。
人間は楽しくないことには魅力を感じられないという性質はあると私は思っております。
なのでこれからの時代にはエンターテイナーなスキルが必要だと思っているんです。
それに現状すでに、YouTuberというエンターテイナーな集団が子供の憧れとなっています。
昔で言うところの漫画家やスポーツ選手、バンドマンやアイドルみたいなものでしょう。
もちろん今あげた職業も人気はあるとは思いますが産業として一握りしかなれないイメージがとても強いジャンルには子供ながらに厳しさを痛感されているのではないでしょうか?
子供でも参入障壁の高い分野では難しいという価値観はあると私は考えております。
だからぜひ、これからは子供がYouTuberになりたいと言っているのであればやらせましょう。
YouTubeには動画編集スキルや対人スキル、処世術や上下関係、エンターテイメントスキル。
需要と供給のバランスを学んだり、継続の大切さ、ローコストのビジネスモデルの設計法など
多岐にわたるビジネススキルが身につきます。
稼げることが確かに必要なのですが、稼げなくともその経験は仮に就職を将来することになった際にも有益に発揮できるでしょう。
ぜひ子供のYouTuberになりたいという夢は摘み取るのではなくサポートして一緒に親子でビジネスを楽しんで行かれるとよいでしょう。
批判を恐れるな!メンタルを強く生きろ!
世の中の8割型の人間はレールの上をいっしょに滑るように人生を生きていると思います。
なのでわかりやすくいうと幼稚園小学校中学校高校大学就職の流れを8割の人が歩みます。
その中でも学歴があり、細分化され上下の身分のような階級のような優劣があるでしょう。
8割型はこの範囲を社会人になっても同じで役職や経験やスキルや資格などでがんじがらめにして優越カースト競争をしているのです。
ので残りの2割を徹底的に見下したり、また未知の領域には人間は恐怖と嫌悪するので排除しようとするのが人間という生き物です。
例えば街中に無害なライオン(決して人を殺さない)が1匹解き放されたとしたらどうなるか?
きっと無害なライオンだとわからないのですぐさまにパニックが起こり銃殺や焼殺か撲殺されるのは目に見えておりますよね。
それと同じでニートや無職、フリーターや非正規雇用の人間、フリーランスや経営者や投資家などの2割型の人間は敵視されてしまいます。
なぜなら
“彼ら彼女らを知らないから”
未知な存在だからなのです。
たとえばホームレスの人生を知らずにホームレスを平気で見下した経験がありますかね?
自分が正社員の時に派遣の社員を心の中や実際に言葉にして見下した経験はありますかね?
そうなんです!!
見下しの本質は未知に対しての恐怖からくる嫌悪や憎悪の類のものだと私は思います。
なのでものを知らない人間にその人の常識という鳥籠の中の鳥に何を言われても気にしなくていいと思います。
でも
気になるのが人間のメンタルです。
そこでオススメなのが学生なら“学校”
社会人なら“会社”に勤めることなのです。
メンタル強化には揉まれるしかありません。
手っ取り早く揉まれるにはこれらの環境が一番近くにありわかりやすくダメージを得れます。
考え方を変えるといいかもしれませんね。
自身のメンタルを強固にしてへこたれないようになる為に理不尽を得に学校や会社にいく!!
そのように考えればストレスもメンタル強化の一環として少しは有益に思えるかもしれません
でもどーしても辛いなら転校・転職するべきです。
それで自殺していては元も子もないですから。
ぜひとも人生で有益にダメージを乗り越えていき、その先にある上位20%の世界に行き生きていくと有益な時間を過ごせることでしょう。