【もっと簿記を学ぼう16】私と簿記をもっと学ぼうよ♪
それでは本日も簿記シリーズの第16回をお届けします。
前回は以下のことを扱いましたのでご確認下さい!!
- 試算表を作っていこう
- 決算整理を覚えよう
本日はのお伝えをしていければと思います。
それでは本日も引き続き簿記を楽しんで学びましょう。
【もっと簿記を学ぼう16】決算整理:減価償却
基本的にモノはiPhoneとかわかりやすいですが、時間が経過すると商品価値はどんどん値下がりとなります。
もちろん骨董品や希少品などの例外はありますが、多くの場合は車両運搬具とか固定資産とか建物などの類いはどんどん経年劣化もありますから価値は減少しますね。
なので、固定資産の価値が減少した分をしっかり帳簿価格を減少させることが必要でそれが『減価償却』です。
決算整理のタイミングで、この減少分を減価償却費として経常して、費用の初制と資産の減少の仕訳のルールに基づいて実際に仕訳をしていくことになるわけですね。
例えば『乗用車』であるのであれば以下の通りです。
◆減価償却費=購入したときの金額/耐用年数
で計算をして、今回は300万円で購入して、5年間の耐用年数だと仮に仮定するのであれば以下の通りです!!
計算の例:300万円➗5年=60万円
あとはいつも通りの計算の方法となりまして…
先ほど話した通りで、借方は『費用の発生』で、貸方は『資産の減少』となりますから以下の伝票となります。
◆ 伝票(借方/貸方)
減価償却費60万円|車両運搬具60万円
これで減価償却の伝票が完成するわけです。
【もっと簿記を学ぼう16】決算整理:貸倒引当金繰入
続いては『売掛金』とか『受取手形』などの債権は、相手が倒産とかしてしまいますと回収ができないですね。
この債権が回収できなくなることを『貸倒』と言う!!
この倒産とかが予想される金額を『貸倒引当金繰入』として、前もって費用に計上しても良いルールですので…
貸倒引当金として、準備して積み立ててOKで、具体的には資産の減少が起きて、それが費用として発生するので、こういうの『評価勘定』と呼んでいるみたいです。
では、具体的な仕訳を例題で解決していきますが、100万円の回収が難しいとして、それが貸倒引当金としてなり、それを繰入ることになるのであれば以下のとおり…
貸倒引当金が100万円が発生して、費用が発生して、同時に貸倒引当金が100万円、費用の減少があります!!
◆ 伝票(借方/貸方)
これで貸倒引当金繰入の伝票が完成するわけです。
本日は以上となりまして、次回作の実録シリーズにて暫定的ではありますが『いぬぼき | 簿記3級2級の無料講座・問題集』を扱っていく予定ですので、その際にこちらの内容などを掘り下げていければと思っております!
今回のシリーズでは『雰囲気を掴んで』いただければ、それで充分に本シリーズでは有用だと考えております。
引き続き終盤は難しいのですが、ちゃんと次回シリーズで説明しますので、引き続き最後までよろしくです!!
本日は以上です。ではまた…