【もっと簿記を学ぼう14】私と簿記をもっと学ぼうよ♪
それでは本日も簿記シリーズの第14回をお届けします。
前回は以下のことを扱いましたのでご確認下さい!!
- 費用の仕訳のつづき
本日はその続きで、簿記の仕分けについてのお伝えをしていければと思う。
それでは本日も引き続き簿記を楽しんで学びましょう。
【もっと簿記を学ぼう14】収益の仕訳をしよう!
それでは本日から『収益の仕訳』の内容へと入っていきますが、収益は『利益のもととなる収入のこと』です。
具体的には以下のような勘定科目です!!
◆収益グループの代表的な勘定科目
- 売上
- 受取利息
- 受取手数料
- 受取配当金
- 有価証券売却益
こちらの収益の仕訳のルールとしては…
【収益】借方:取消(減少)(ー) |貸方:発生(増加)(+)
といったルールとなっております。
それでは『売上の仕訳』から見ていきましょう。
これは説明不要ですが『売上』の勘定科目です!!
《取引例》1個2万円の商品を500個現金で販売した
この場合は…
現金1千万増加→資産の増加→現金1千万
売上1千万発生→収益の発生→売上1千万
◆ 伝票(借方/貸方)
現金1千万円|売上1千万円
といった形に『売上の仕訳』はなります。
続いては『受取利息の仕訳』の内容も見ていきます。
こちらは貸付けがある場合に、利息を受け取れることがあるので、その場合はこちらの勘定科目を用いてます。
《取引例》利息2万を現金受取り
この場合は…
現金2万円の増加→資産の増加→現金2万
受取利息2まんの発生→収益の発生→受取利息2万
◆ 伝票(借方/貸方)
現金2万円|受取利息2万円
といった形に『受取利息の仕訳』はなります。
続いては『有価証券売却益の仕訳』も見ていきます。
こちらは『株式や社債や国債などの有価証券』を売却して利益が出た時に利用するもので稼げるみたいですね。
《取引例》200万で購入した株券が250万に値上がり
それを売却して現金で受け取った
- 現金250万増加→資産の増加→現金250万
- 有価証券200万減少・有価証券売却益50万発生
→資産の減少・収益の発生
→有価証券200万・有価証券売却益50万
◆ 伝票(借方/貸方)
現金250万円|有価証券200万円有価証券売却益50万円
といった形に『有価証券売却益の仕訳』はなります。
以上で仕訳の内容も本書では終わりとなります!!!
長々仕訳をお付き合い頂きまして有難う御座いました。
【もっと簿記を学ぼう14】決算は簿記のゴール!!
簿記は『仕訳』が大切なので、ここからは簿記のセンスに自信をもってゴールの決算も学んでいきましょう!!
まず決算は『1年の経営成績表』みたいなものですね。
それでは復習になりますが流れをおさらいします!!
①仕訳をして伝票記入
②総勘定元帳に転記
③試算表を作成 ←決算
④試算表を修正 ←決算
⑤決算書を作成 ←決算
この流れの③④⑤が決算で行われます。
会社にとっては『成績』がわかるので、非常にドキドキワクワクしつつもビビりながら慎重にする作業ですね。
ということで、次回以降は『試算表』の内容からやっていきたいと思います!そして本書が終わりましたら、実際に簿記検定を私が勉強して受けて合格を目指す内容!
そんな実録的な内容をお届けを予定しておりますので、引き続き次回作と残り少しの本シリーズもお楽しみに!
ではまた…